2008年6月30日月曜日

第24話 葵~あおい~


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第23話 決意~けつい~


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第22話 帰省~きせい~


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第21話 風気~ふうき~


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第20話 癒~いやし~


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第19話 膝枕~ひざまくら~


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第18話 同衾~どうきん~


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第17話 漣~さざなみ~


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第16話 渚~なぎさ~


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第15話 胸懐~きょうかい~


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第14話 賄~まかない~


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第13話 星祭~ほしまつり~


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第12話 接吻~せっぷん~


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第11話 子女~しじょ~


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第10話 学舎~まなびや~


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第9話 一夜~ひとよ~


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第8話 愛玩~あいがん~


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第7話 幻妖~げんよう~


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第6話 家道~かどう~


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第5話 朋友~ほうゆう~


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第4話 同棲~どうせい~


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第3話 別離~わかれ~


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第2話 夕餉~ゆうげ~


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第1話 縁~えにし


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2008年6月20日金曜日

愛してるぜべいべ

第1話 彼女(ゆず)は★5歳!

第2話 ゆずのおにぎり!

第3話 ママはどこ

第4話 ゆずのクレヨン

第5話 ナミダの理由

第6話 バイバイ黄色い帽子

第7話 おいっちに!プリン!

第8話 クマさんとニンジンとパパとママ

第9話 ひとりぼっちの心

第10話 やきもち

第11話 おだんごとゆずゆと心

第12話 ゆずのおつかい♪

第13話 ママ・・・

第14話 さくらぐみの翔太くん

第15話 おねぇさま参観日に行く!

第16話 しょーちゃん、またね・・・

第17話 プールだ、水着だ、こわいもん

第18話 赤い髪のミキちゃん

第19話 並んで歩こう

第20話 おウチへかえろうよ

第21話 夏のおわりに・・・

第22話 おっきくなったら

第23話 おべんと★ふたつ

第24話 大スキな人への手紙

第25話 ママのパジャマ

第26話 みんな★みんな★愛してる

第26話 みんな★みんな★愛してる


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第25話 ママのパジャマ


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第24話 大スキな人への手紙


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第23話 おべんと★ふたつ


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第22話 おっきくなったら


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第21話 夏のおわりに・・・


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第20話 おウチへかえろうよ


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第19話 並んで歩こう


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第18話 赤い髪のミキちゃん


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第17話 プールだ、水着だ、こわいもん


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第16話 しょーちゃん、またね・・・


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第15話 おねぇさま参観日に行く!


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第14話 さくらぐみの翔太くん


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第13話 ママ・・・


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第12話 ゆずのおつかい♪


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第11話 おだんごとゆずゆと心


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第10話 やきもち


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第9話 ひとりぼっちの心


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第8話 クマさんとニンジンとパパとママ


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第7話 おいっちに!プリン!


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第6話 バイバイ黄色い帽子


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第5話 ナミダの理由


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第4話 ゆずのクレヨン


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第3話 ママはどこ


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第2話 ゆずのおにぎり!


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第1話 彼女(ゆず)は★5歳!


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ああっ女神様っ

第1話 ああっキミは女神さまっ?

第2話 ああっ信じる者は救われるっ?

第3話 ああっ修行と我が家と女神さまっ

第4話 ああっ女王さまと女神さまっ

第5話 ああっひとつ屋根の下でっ

第6話 ああっ掘り出し物に恵ありっ?

第7話 ああっ想い伝える場所っ

第8話 ああっ偏差値30からの恋愛受験っ

第9話 ああっ女王さまと女神のヒミツっ

第10話 ああっ自動車部は勝てますかっ?

第11話 ああっ悪魔が来たりて災い成すっ?

第12話 ああっ女神と女王を天秤にかけてっ?

第13話 ああっお姉さまっは誰のものっ?

第14話 ああっ対決という名の教育実習っ?

第15話 ああっ女神に心を奪われてっ?

第16話 ああっ災い来たりて茶柱立つっ?

第17話 ああっ才能と努力って何ですかっ?

第18話 ああっ運命の告白は月の下でっ?

第19話 ああっそんな瞳で見つめないでっ?

第20話 ああっ女神を救えっオトコならっ?

第21話 ああっ憧れは白い翼の天使っ

第22話 ああっ悪魔のささやきは壷と共にっ?

第23話 ああっ救世主は笛の音と共にっ?

第24話 ああっいつもキミと共にっ

第25話 ああっウルドの小さな恋物語っ

第26話 ああっドキドキって大人の味っ?(完)

2008年6月19日木曜日

第1話(1-3)彼女(ゆず)は★5歳!

第1話(1-2)彼女(ゆず)は★5歳!

第1話(1-1)彼女(ゆず)は★5歳!

第26話 ああっドキドキって大人の味っ?(完)

第25話 ああっウルドの小さな恋物語っ

第24話 ああっいつもキミと共にっ

第23話 ああっ救世主は笛の音と共にっ?

第22話 ああっ悪魔のささやきは壷と共にっ?

第21話 ああっ憧れは白い翼の天使っ

第20話 ああっ女神を救えっオトコならっ?

第19話 ああっそんな瞳で見つめないでっ?

第18話 ああっ運命の告白は月の下でっ?

第17話 ああっ才能と努力って何ですかっ?

第16話 ああっ災い来たりて茶柱立つっ?

第15話 ああっ女神に心を奪われてっ?

第14話 ああっ対決という名の教育実習っ?

第13話 ああっお姉さまっは誰のものっ?

第12話 ああっ女神と女王を天秤にかけてっ?

第11話 ああっ悪魔が来たりて災い成すっ?

第10話 ああっ自動車部は勝てますかっ?

第9話 ああっ女王さまと女神のヒミツっ

第8話 ああっ偏差値30からの恋愛受験っ

第7話 ああっ想い伝える場所っ

第6話 ああっ掘り出し物に恵ありっ?

第5話 ああっひとつ屋根の下でっ

第四話~ああっ女王さまと女神さまっ

第三話~ああっ修行と我が家と女神さまっ

第二話~ああっ信じる者は救われるっ?

第一話~ああっキミは女神さまっ?

2008年6月18日水曜日

各アニメ解説

ここでは各アニメについての解説を書いていきます。

(´・ω・`)


アニメ行別検索


あ行


か行


さ行


た行


な行


は行


ま行


や行


ら行


わ行


A~Z

わ行

ただいまわ行のアニメは登録されておりません。

A-Z

A

B

BLACK CAT

BLACK LAGOON

BLOOD+

C

CLAYMORE

D

D.C. ?ダ・カーポ?

DEATH NOTE

DEAR BOYS

D.Gray-man

Dr.スランプ

E

F

Fate/stay night

G

GetBackers-奪還屋

GANTZ

GTO

H

H2

HAND MAID メイ

HUNTER×HUNTER

I

J

K

L

M

MASTERキートン

MAR

N

NANA

NG騎士ラムネ&40

NARUTO -ナルト-

NINKU -忍空-

NHKにようこそ!

O

ONE PIECE

P

Q

R

RAVE

S

T

To LOVEる -とらぶる-

To Heart

U

V

VS騎士ラムネ&40炎

W

X

XXXHOLiC

Y

YAWARA!

Z

ZOMBIE-LOAN

ら行



らき☆すた

ラブひな

らんま1/2



リングにかけろ



ルパン三世

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-



烈火の炎



ローゼンメイデン

ロザリオとバンパイア

ロミオ×ジュリエット

や行



焼きたて!!ジャぱん



遊☆戯☆王

幽☆遊☆白書



吉宗

ま行



舞-HiME

まじかる☆タルるートくん

魔法騎士レイアース

魔法少女リリカルなのは

魔法陣グルグル

魔法先生ネギま!

魔法の天使クリィミーマミ



みゆき



蟲師

ムーミン



名犬ラッシー

名探偵コナン

メジャー

めぞん一刻



もやしもん

は行



パーマン

ハイスクール!奇面組

爆れつハンター

はじめの一歩

バジリスク ?甲賀忍法帖?

ハチミツとクローバー

花より男子

ハヤテのごとく!



ピーチガール

ヒカルの碁

ひぐらしのなく頃に

美少女戦士セーラームーン

ひみつのアッコちゃん

びっくりマン

姫ちゃんのリボン



ふしぎ遊戯

ふたりはプリキュア

フルメタル・パニック!



ベルサイユのばら



冒険王ビィト

ポケットモンスター

星のカービィ

ぽてまよ

北斗の拳

な行



ながされて藍蘭島

南国少年パプワくん



忍たま乱太郎





猫ラーメン



のだめカンタービレ

2008年6月17日火曜日

た行



だぁ!だぁ!だぁ!

逮捕しちゃうぞ

探偵学園Q



ちびまる子ちゃん

中華一番!

超時空要塞マクロス

ちょこッとSister



ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-



デ・ジ・キャラット

鉄拳チンミ

鉄人28号

鉄腕アトム

天元突破グレンラガン

天使な小生意気

天地無用!



ドカベン

とっとこハム太郎

.hack

DRAGON QUEST -ダイの大冒険-

さ行



サザエさん

サムライチャンプルー

さよなら絶望先生

最遊記RELOAD



地獄少女

史上最強の弟子ケンイチ

シスター・プリンセス

ジパング

灼眼のシャナ

シュヴァリエ 〜Le Chevalier D'Eon〜

真月譚 月姫

新世紀エヴァンゲリオン



スクールランブル

スクライド

涼風

涼宮ハルヒの憂鬱

スレイヤーズ



セイバーマリオネット

聖闘士星矢

絶対可憐チルドレン

瀬戸の花嫁

ゼロの使い魔



ゾイド -ZOIDS-

蒼穹のファフナー

創聖のアクエリオン

ソウルイーター

か行



カードキャプターさくら

怪盗セイント・テール

怪物王女

カウボーイビバップ

科学忍者隊ガッチャマン

かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜

カッパの飼い方

家庭教師ヒットマンREBORN!

かみちゅ!

ガラスの仮面

彼氏彼女の事情



吸血鬼美夕

キテレツ大百科

機動警察パトレイバー

機動戦艦ナデシコ

機動戦士Ζガンダム

機動戦士ガンダムΖΖ

機動戦士ガンダムSEED

君が望む永遠

キミキス

キャプテン翼

キューティーハニー

銀河鉄道999

きんぎょ注意報!

金田一少年の事件簿

キン肉マン



グラップラー刃牙

クロノクルセイド



ゲゲゲの鬼太郎

結界師

ケロロ軍曹

げんしけん



攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX

攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG

交響詩篇エウレカセブン

GS美神 極楽大作戦!!

極上生徒会

これが私の御主人様

あ行



ああっ女神さまっ

アイシールド21

愛してるぜべいべ

藍より蒼し

蒼き伝説シュート!

赤毛のアン

赤ずきんチャチャ

赤ちゃんと僕

悪魔くん

あずまんが大王

あたしんち

アルプスの少女ハイジ




いたずらなKISS

行け!稲中卓球部

いちご100%

いぬかみっ!

犬夜叉

一騎当千




うえきの法則

うたわれるもの

宇宙戦艦ヤマト

うる星やつら




エア・ギア

エルフェンリート

エルフを狩るモノたち




美味しんぼ

桜蘭高校ホスト部

お〜い!竜馬

おおきく振りかぶって

おくさまは女子高生

おじゃる丸

ZOMBIE-LOAN

『ZOMBIE-LOAN』(ゾンビローン)は、PEACH-PITの日本の漫画作品。「月刊Gファンタジー」(スクウェア・エニックス)で連載中。また、2007年7月から同年9月までテレビアニメが放送された。


紀多みちるはある日、半年前の陸橋陥没事故から奇跡の生還を果たした事で有名な同級生、赤月知佳と橘思徒の首に死を予兆する黒い輪(リング)を見つける。実は2人は一度死亡するもローンを組んでゾンビとして生還していたのだった。みちるは、彼女のその「死神の目」に目を付けた2人の借金返済の為にゾンビ狩りに協力する事になる。少女と2人の少年が紡ぐ、死と再生……魂の物語。

YAWARA!

『YAWARA! 』(やわら!)は、浦沢直樹による漫画・アニメ作品である。柔道マンガとしては異例の大ヒットを記録し、柔道ブームを巻き起こした。


1986年から1993年まで「ビッグコミックスピリッツ」に連載された。単行本全29巻。漫画文庫版は全19巻。元は青年向け漫画であったため、初期にはお色気シーンもあるが物語が進むにつれ徐々に減っていった。柔道ブームの火付け役でもあり、幅広い年齢層に多大な人気を博した。また、女子柔道の谷亮子(連載当時は田村亮子)の愛称の元となったことでも知られている(#その他参照)。

1989年によみうりテレビ(NNN系)でテレビアニメ化され、同年に実写映画化もされている。アニメは1992年まで放送され、2008年現在フジテレビ739で再放送されている。また、テレビアニメでは放送されなかったバルセロナオリンピック編は、後にアトランタオリンピックに合わせ、金曜ロードショーでTVスペシャルとして放送された。

なお、第35回(平成元年度)小学館漫画賞を受賞している。


柔道家の祖父の元で柔道に明け暮れていた少女・猪熊 柔が、祖父に反発しながらも天性の柔道の才能を発揮し世界へ雄飛するストーリー。最初の話が「国民栄誉賞をとる少女」で、祖父の口癖が「国民栄誉賞をとるのぢゃ」で、国民栄誉賞を意識している。連載開始時の柔は高校2年生で、連載の間に短大、社会人(23歳)まで描かれ、柔の成長漫画でもあった。ひったくり犯を柔が巴投げする所を新聞記者の松田耕作が目撃、そこから話が始まっていく。

XXXHOLiC

『XXXHOLiC』(ホリック)はCLAMPにより『週刊ヤングマガジン』で連載されている漫画作品、及びそれを原作としたアニメ作品。また、西尾維新による小説化作品『xxxHOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル』も発表されている。


「アヤカシ」が見えてしまう高校生・四月一日君尋が、願いを叶える「ミセ」の女主人・壱原侑子と出会い、「アヤカシ」が見えない体にしてもらうため、対価として彼女の下でバイトをしている間に遭遇する奇怪な出来事を描く。様々な悩みを抱えた人物が侑子の「ミセ」を訪れ、人間の内面を描いている。

『週刊少年マガジン』に並行して連載されている『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』と話がリンクしているため、『ツバサ』にも侑子やラーグが出る。逆に『ツバサ』の小狼達もたまに本作品に登場する。『ツバサ』のアニメ版である『ツバサ・クロニクル』にも登場する。

VS騎士ラムネ&40炎

『VS騎士ラムネ&40炎』(ばーさすないと ラムネあんどフォーティーファイアー)は、1996年4月3日から1996年9月25日までテレビ東京系で全26話が放送された、葦プロダクション(現:プロダクション リード)製作のロボットアニメ。1997年に『VS騎士ラムネ&40FRESH』というOVAも作成された。

シリーズ前作『NG騎士ラムネ&40』で主人公2代目ラムネスとして活躍した馬場ラムネの息子、ラムネードが新たな主人公3代目ラムネスとなって冒険する作品。前作の世界観やキャラクターの多くを引き継ぎ、初代ラムネス伝説を含めた全体で1つの大きな物語になるよう纏められている。

『2文字アルファベットシリーズ』と呼ばれる作品群の第4作にして最終総括シリーズとなった。


ゲームが大好きな馬場ラムネードはある日、二人の少女からゲーム機用のCD-ROMを買わされる。それは妖神ゴブーリキを倒した2代目ラムネスの戦いを記録したものだった。ゲームをクリアすると先ほどの少女二人がテレビから出現。二人はラムネードを自分たちの世界へ連れて行き、3代目ラムネスとなって復活した大邪神アブラームを倒し、自分たちの世界を救ってくれと頼む。初めはとまどっていたラムネードもしぶしぶ承知し大邪神アブラームを倒す旅が始まる。

To Heart

『To Heart』(トゥハート)は、1997年にLeafから発売された学園ラブコメを主なテーマとするビジュアルノベルである。ファンからは、頭文字を取って「TH」と略されたり、製菓会社の名前に掛けて「東鳩」(東ハトの旧社名)の俗称で呼ばれることがある。


アダルトゲームブランド「Leaf」は、サウンドノベルの手法を取り入れた「ビジュアルノベル」として、既に『雫』『痕』の2作品によって局所的に支持を集めていたが、『To Heart』はこのシリーズ第3弾である。シナリオライターの高橋龍也によれば、本作は、当時閉塞感のあったLeafの売り上げに貢献するよう企画されたものとのことで、マニアックな色彩の強い前2作と比較して、より広い客層にアピールする作品となっている。

『雫』『痕』が、サウンドノベルの元祖である『弟切草』から連なる流れを色濃く反映した、グロテスクな描写を用いたサスペンス調の作風であるのに対し、本作はライトノベルの雰囲気を取り込み、より大きなマーケットへの訴求を図った。この狙いが的中し、売り上げも増大。アダルトゲームのジャンルにありながら、あくまでも軽妙に学園生活を描き、さわやか系エロゲーという新しいジャンルの先駆けとなった。このため、一時期、この分野の愛好者で熱狂的ブームに発展した。

なお、テレビドラマ『to Heart 〜恋して死にたい〜』とは設定などに一切関係無いが、同タイトルのドラマシナリオ担当者が、PC版やPS版のヒットに伴いタイトルを引用し一部変更の上、シナリオを描いたと一部雑誌のインタビューで発言しており、ゲームの影響が少なくともあることを示唆していた。

なお続編『ToHeart2』は本作から2年後の世界が舞台である。

春を舞台に高校生達の青春恋愛群像が描かれる。絵に関しては、多少癖のある特徴的な絵柄ではあるものの、否定的な意見は少なくファンが多い。またボーカル曲やキャラクター別のテーマなどの音楽も評価されている。春休みをはさんで主人公とその幼馴染みの学園生活を中心に同級生の女子高校生達との触れあいが描かれる。

To LOVEる -とらぶる-

『To LOVEる -とらぶる-』(とらぶる)は、矢吹健太朗(漫画)・長谷見沙貴(脚本)による少年漫画作品。「週刊少年ジャンプ」2006年21・22号より連載中で、単行本は2008年5月現在、9巻まで発刊中。累計発行部数は350万部を超える。連載話数の単位は、「トラブル-」。2008年4月よりTBSほかにてテレビアニメが放送中。Webラジオも3月末より配信中である。

また、2008年夏にニンテンドーDSとPSPでゲーム化が決まっている。

高校生になったが恋愛に奥手な結城リトの元に、宇宙人のデビルーク星の王女ララがやって来た。この二人と周りの登場人物が織り成す、ちょっとHな愉快痛快なドタバタラブコメディ。

RAVE

『RAVE』(レイヴ)は、真島ヒロによる冒険活劇少年漫画。およびそれを原作としたテレビアニメ。「週刊少年マガジン」に1999年32号から2005年35 号まで連載。全35巻。漫画において「THE GROOVE ADVENTURE RAVE」「RAVE [レイヴ]」、テレビアニメにおいて「GROOVE ADVENTURE RAVE」というロゴ表記がされており、文字タイトルでもそのように扱われる場合がある。


連載当初のキャッチコピーは「ポップでキュートな冒険ファンタジー」。当時の週刊少年マガジンとしては珍しい「ファンタジー」を題材とした作品である。真島ヒロの初連載作品。また、マガジン史上初のオールカラー20Pも掲載された。

コミックスは累計1800万部突破。


光の聖石レイヴ(元はホーリーブリング)と闇の魔石ダークブリング(DB)の戦争により、当時世界の10分の1を破壊したと言われるオーバードライブが起こってから50年後の世界。ガラージュ島に暮らす少年ハルは、海で不思議な生物を釣り上げ、飴が非常に好きなことから「しゃぶ太郎」という名前をつけた。その後、老人シバと出会い、不思議な生物はシバの飼い犬(!)で、本当の名前はプルーである事を知る。レイヴという石の使い手である初代レイヴマスターのシバからレイヴを受け継ぎ、二代目レイヴマスターとなったハルは世界を救う旅に出る事になる。本編は2年間の出来事を描いているが、さらに細かくわければシバが旅した50年、王国戦争前の1年、エンドレスを倒した後(1年後)、計54年間もの出来事を描いているともいえる。

ONE PIECE

『ONE PIECE』(ワンピース)は、漫画『ONE PIECE』を原作としたテレビアニメ。


現在、東映の製作したアニメ作品としては『一休さん』の300話を超えて最も長く続いている作品となった(『ドラゴンボール』などのシリーズもの全般を除く)。

放送枠は水曜の夜→日曜の夜→日曜の朝と度々変わってきたが、後番組がすべてバラエティ番組となり、水曜枠に至っては、火曜日の『サザエさん』の放送枠がなくなって以降のフジテレビ唯一の平日夜のアニメ枠となる。伝統枠である水曜19:00 - 19:30のアニメ枠を守りたい編成と、19:30 - 20:00のバラエティ枠を1時間にしたい製作側が対立しており、当時は改編時期でもないのにアニメ1時間特番にした翌週をバラエティ枠1時間ということが繰り返し行われていた。最終的にはアニメ枠を日曜19:30 - に移動させたが、これを受けてテレビ東京が同年秋よりアニメ枠を新設。完全に視聴者層を奪う形となったため、一時フジテレビの水曜19:00台は冬の時代になっていた(スポンサーの集英社がネットチェンジした扱いとなっている。なお、テレビ東京の同時間帯のアニメ枠も2008年3月に廃止された。)。初期の頃から2006年までは非常に放送休止が多く、「二週休止して二話連続スペシャル」「三週休止して二話連続スペシャル」など、緊急的なスペシャル回を頻繁に放映しており、そのたびにプレゼント企画をしていた。番組が休止となるナイター中継日は、2005年のオールスターゲーム以降はナイター中継の視聴率低迷を受け、ナイター中継があっても定時に放送されるようになった。

ビデオ化やDVD化に時間がかかるアニメの一つであり、DVD化に至るには現在、平均で約1年半を要している。イーストブルー編は一巻に4話収録であり、ソフト化に時間はかからなかった。しかし、グランドライン編に入ってから一か月に休止がない限り4 - 5話放送されるのに対し一巻に3話の収録になっており、毎月1話のペースで遅くなっていき、現在までのメディア化の遅さの原因となっている(セカンドシーズンは1度だけ4話収録されたが、空島編は完結までの残り4話を一巻に2話収録で2か月連続で発売している)。理由が上記のようなためにこれからも差が開く可能性は高いものの、差が縮まる可能性は低い。

2004年10月31日に放送された207話からは地上デジタル放送に対応したハイビジョン映像で制作されている(フジテレビ制作のテレビアニメでは初)。アナログ放送、資金面でデジタル機器が不足しているテレビ静岡などの一部遅れネット局のデジタル放送、VHS、レンタルDVD、青キジ編までのセルDVDでは映像の左右をカットしている(ただし、フジテレビ、サガテレビのアナログ放送では上下に5ミリ程度の帯があり、完全な4:3ではない。ただし、ブラウン管では見えない。なお、同時ネット時代はフジテレビ系列の各局でもアナログ放送では上下に5ミリ程度の帯があった)。よって本放送でしかハイビジョンで見ることができず、メディア化の遅さと相まって批判的な意見も多かった(アスペクト比16: 9化されたエピソードがメディア化された際、それと同時にアスペクト比16:9化前のエピソードが収録されたことにより、画面サイズが統一された可能性もある。なお当初は16:9で収録される予定であった)。だが、麦わらルフィ親分捕物帖はセルDVDでは16:9で収録されており、TVシリーズもウォーターセブン編よりセルDVDに限られるものの、16:9で収録され始めた。しかし、レンタルでは依然として4:3である。

2005年7月より、オープニングの前にアバンタイトルも制作されるようになったが、2006年10月1日に廃止された。

2006年9月24日をもって、約7年間シリーズディレクターを務めていた宇田鋼之介が降板した。翌週(日時の詳細は前述)からの枠はローカル枠のため、関東地方以外の各地域では遅れ放送や打ち切りとなった。これでフジテレビ系のゴールデンタイムのアニメ枠は全て廃止された(ただし福島テレビでは2008年3月まで月曜19時から放送されていたので一部の地域では存続されていたと言える)。関東圏では、2006年10月以降エンディングを廃止し、実質的には9時31分から9時59分59秒というギリギリの時間まで放送を行っている。ただし2008年現在では、エンディングテーマが廃止されたため、オープニングの流れる時間が異常に長くなり、本編が始まるのは9時36分のスタートである。その他の大半の地域では遅れネットとなり、秋田県(AKT)・長野県(NBS)・富山県(BBT)では打ち切りとなった(長野県内でもフジテレビが受信できる箇所があるのでそれらの地域では見ることが可能である)。なお、当初は10局ほどのテレビ局が打ち切りの予定であった。また、西日本地域の一部系列局では本来の時間帯で関西テレビ制作の『旅っきり!〜ふれあい紀行〜』を継続放送して同時ネットは行わなくなった。

2007年3月25日に放送された回で、能登半島地震報道のため、放送時間残り約2 - 5分の所で番組放送を中断、同29日深夜に放送するという、番組はじまって以来の事態が発生した。余談だが、7日遅れ放送の北海道(UHB)では番組を中断せず放送を続け、地震報道は画面上部のテロップで流しただけであった。

2007年3月からニコ・ロビンの声を担当する山口由里子が産休のため、2007年7月までの間は小林優子が代わりに担当していた。

2007年8月15日のテレビ宮崎の放送では、Aパートのアイキャッチの途中で画面が1時間制止する放送事故が発生し、翌週に延期となった。この間放送の画面には、サンジの眉毛のアップがずっと映し出され続けるという珍事となった。

2008年5月25日のみ、次回予告の形式が変更された。

2008年6月14日のBSフジの放送では、Bパートの開始直後に緊急地震速報が流れるという番組史上初の事態が発生した。(その後岩手・宮城内陸地震が発生。)ただし、番組が中断することなく無事に放送された。

NHKにようこそ!

『NHKにようこそ!』は、滝本竜彦の小説。ウェブサイト「Boiled Eggs Online」に、2001年1月29日から4月16日まで連載。2002年1月、角川書店刊。

大学を中退した引きこもりの青年と、それを救うことが目的という少女を軸に、引きこもりの葛藤する姿を誇張ながらも描いた作品。『月刊少年エース』連載で大岩ケンヂ作画で漫画化、2006年にはアニメ化された。

作品の題名である「NHK」とは、公共放送である日本放送協会(Nippon Hoso Kyokai)の略ではなく、日本ひきこもり協会(Nihon Hikikomori Kyokai)の略である(主人公佐藤達広などの言動によって変わることがある)。作者の滝本竜彦も同じく引きこもりであり、これが元で大学を中退。主人公の設定は作者を反映しており、このほか脱法ドラッグなど、ほぼ同じである。

『月刊少年エース』2月号から、大岩ケンヂによって漫画化された。読者アンケートでは常に上位で高い人気を保っていた。最初は原作小説を丁寧に漫画化していたが、次第に全く違うストーリーになっていく。

そして、2006年夏からアニメが放送された。タイトルは「N・H・Kにようこそ!」とアルファベット部分を中黒で区切って表記されている。理由はNHK(日本放送協会)に配慮したものであり、後述の「テレビCMなど」も参照。こちらは、前半は漫画版を、終盤は原作小説をベースにしている。

2006年12月15日にはそのNHKで放送されている『ビジネス未来人』にて本作品および作者が取り上げられたのは特筆すべきことである。また、2007年12月1日の『日めくりタイムトラベル』でも作者がスタジオ出演とリポートを担当し、「日本ひきこもり協会を略してNHK」と紹介された。

2006年9月15日より「BEWE」にて、オフィシャルサポータズクラブ「日本ひ○こ○り協会 BEWE支部」が開始されている。


大学を中退して4年目の佐藤達広は、ひきこもりとなっていた。佐藤は、自分が大学を辞め、無職でひきこもりであることなど全てが、謎の巨大組織の陰謀であるとし、その組織の名はNHK(日本ひきこもり協会)であるとの妄想を抱く。

そんな矢先、中原岬と名乗る謎の美少女が現れた。彼女は、佐藤をひきこもりから救出すべく「プロジェクト」を遂行することを宣言。その「プロジェクト」の目的が不明のまま、岬による佐藤のカウンセリングが始まる。

NINKU -忍空-

NINKU -忍空-(にんくう)は桐山光侍の漫画作品、及びそれを原作とするアニメ作品。

題名の「忍空」は作中に登場する架空の武術の名前で、「忍術」と「空手」を組み合わせたものである。


『週刊少年ジャンプ』1993年26号より連載開始。連載当初より人気を得るも1994年30号で連載中断。同年秋のイベント『ジャンプスーパーアニメツアー』用のオリジナルアニメ『ナイフの墓標』(脚本・橋本裕志)の漫画版読切を経た後、51号より連載を再開した。仕切り直しにあたり、物語は中断前の過去を描くことになり、当時のJリーグの2シーズン制に倣って、再開後を『セカンドステージ』、中断前を『ファーストステージ』と称するようになった。

TVアニメ化という商業的な意味合いも大きい連載再開だったが、4ヶ月持たずに再び連載は中断してしまう。その後、橋本裕志を原案協力として再開したものの、3ヶ月後の1995年38号で三度目の中断となった。度重なる中断に関して桐山は後に「元々、格闘技に関しては、プロレスは好きだったが、テレビ等で見ていただけで、他の格闘技に関しては殆ど知識が無く、忍空の『空(空手)』を描くことが段々出来なくなっていった」と語っている。

この後、『月刊少年ジャンプ』1996年1月号および2月号にて、本編とは全く関係ないギャグタッチの番外編読切『バットとボール』を執筆する。これは当時のジャンプ編集長から、「連載を止めるにしても、最後にケジメだけはしっかりつけるように」と言われたからだという。

以降は長年、未完の作品として放置されていたが、『ウルトラジャンプ』2005年10月号より『忍空 -SECOND STAGE 干支忍編-』(セカンドステージの続き)として連載終了から10年ぶりに連載が再開され、現在も連載中。

単行本は週刊少年ジャンプ時代のものが9巻までと、干支忍編5巻(以下続刊)、読み切りや原型となる話が収録された短編集『忍空零』がある。いずれもジャンプコミックス。2006年から2007年にかけて週刊少年ジャンプ連載分が集英社文庫コミックで6巻が文庫化された。干支忍編のコミックスのカバーを外すと、表紙のキャラクターのプロフィールが記載されている。なお、『忍空零』では里穂子とヒロユキのプロフィールが記載されている。これは、この巻に番外編『リホコさんとヒロユキくん』が収録されているためだと推測される。

NARUTO -ナルト-

『NARUTO -ナルト-』(ナルト)は「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載されている岸本斉史の漫画『NARUTO -ナルト-』を原作としたテレビアニメ。

登場人物とそれを演じる声優については、NARUTO -ナルト-の登場人物一覧を参照。

2007年2月15日からは、『NARUTO -ナルト- 疾風伝』のタイトルで第2期が放送されている。


製作会社はstudioぴえろ。2002年10月3日からテレビ東京系列局6局にて放送中で、同系列のBSデジタル放送局であるBSジャパンや、系列外の多くの地方局でも放送中。

2002年10月3日のスタート当初は毎週木曜日18:30 - 19:00だったが、2003年4月2日からは、毎週水曜日19:27 - 19:55に枠移動した(『ヒカルの碁』の後番組)。その後、2006年10月から毎週木曜日19:30 - 19:57に枠移動した。

2005年9月9日からは、アメリカのカートゥーンネットワークで放送開始。9歳から14歳を対象とした初回視聴率が2.3%(ニールセン調べ)という、アメリカのアニメ番組としては好調な視聴率を記録した。アメリカ以外にも、台湾中華電視台や台湾緯來綜合台(中華電視台より遅れて放送)、韓国トゥーニバース、香港無綫電視翡翠台など世界各国で放送されている。韓国では、『探偵学園Q』、『ちびまる子ちゃん』などと共に、本編中の日本語を修正せず放映している点(韓国語の註釈付き)が特記される。

テレビ大阪では「朝のこども劇場」枠で、何度か再放送を行っている(2005年4月27日に開始。同年9月23日に放送の150話・151話をもって、1度本放送に追い付いたため終了した。その後、2006年7月5日より再び再放送を開始し、同年8月4日に174話までを放送して終了。そして、2007年7月26日から3度目の再放送を開始したが、わずか5日間で終了となった。この際、なぜか175話と176話は放送されず、177話から183話まで再放送を行った。なお、時期によっては2話連続放送となることがあった)。

CS放送局のキッズステーションでも第1話から再放送中。また、同じくCS放送局のアニマックスでは劇場版が放映されている。

なお、2006年10月からは毎週火曜17:30 - 18:00の『アニメ530』の火曜前半枠で、テレビ東京系列局6局ネットでの再放送も行われている(2007年4月から毎週水曜日17:30 - 18:00に変更)。再放送ながら、『アニメ530』前半枠の中で最も高い視聴率を稼いでいる。

作画については線やデザインを簡素にし動きを重んじるようになった原作の影響が見られ、静止画で見ると絵崩れしているように見えるが動画として見ると非常に滑らかで大胆な動きが取り入れられている。特に133話のナルト対サスケの対決は松本憲生が原画を描いており、この回は業界で後に伝説となる程完成度が高い。

原作での第一部終了後、約85話のオリジナルストーリーが展開し、第二部突入までにおよそ1年半を要した(当時の段階では、原作の第二部にあたるストーリーに突入しても、すぐ原作に追いついてしまう可能性が高く、また原作の第二部にオリジナルストーリーを挿入することも困難であったためと思われる)。アニメのオリジナルストーリーは、原作であまり取り上げられなかったキャラクターにスポットを当てている傾向があると思われる。しかし、原作ファンのなかには「早く第二部に移ってほしい(先述の、オリジナルストーリーの長さについて)」、「キャラクターの扱いが酷い」などという不満の声も多い。数話は作者の構想にあるものだった。

主題歌はソニーミュージックのアーティストが担当している。

NG騎士ラムネ&40

『NG騎士ラムネ&40』(えぬじーないと ラムネあんどフォーティー)は、1990年4月6日から1991年1月4日までテレビ東京系で全38話が放送された、葦プロダクション(現:プロダクション リード)製作のロボットアニメ。その後1991年と1993年にOVAが、1992年にはラジオドラマが制作された。本稿ではこれらも合わせて取り扱う。

初期の企画書では『アラビアの鷹丸』という仮タイトルで、アラビアンナイト的な世界観の冒険モノだったがロボットアニメではなかった。その後、『魔神英雄伝ワタル』のヒットに影響されてか、ファンタジーロボットアニメ的な『SB騎士アコーン』(SBとは本作でキングスカッシャーが用いる「セイントボム」のこと)という企画となり、最終的に本作となった。

番組としては視聴率が振るわず、4クール予定を3クールに短縮されて終了した。反面、アニメファンからの人気や評価は総じて高く、のちのOVA、ラジオドラマなどのメディアミックス展開につながる。

後に『2文字アルファベットシリーズ』と呼ばれる作品群の初作にして原点である。

NANA

『NANA』(ナナ)は矢沢あい作の漫画。また、これを原作として2005年および2006年に公開された映画および2006年から2007年に放送されたアニメ。2008年現在、「Cookie」(集英社)で連載中。漫画本のみならずCDや映画も大ヒットし、女性にとどまらず一種の社会現象となっている。第48回(平成14年度)小学館漫画賞受賞。


東京に住む彼氏と同居するため上京する小松奈々、ミュージシャンとして成功するため上京する大崎ナナ、二人のNANAは新幹線の中で出会った。その後、ひょんなことから奈々とナナは同居することとなる。さらに、ナナの所属するBLACK STONESとナナの恋人・本城蓮が所属するTRAPNEST、二つのバンドのメンバーたちを交え物語は進んでいく。


原作漫画は当初「りぼん」の増刊号という位置づけのCookie平成11年Vol.1、同Vol.2に読み切りとして掲載され、Cookieが月刊誌として昇格新創刊されるとCookie平成12年7月号から同誌に連載された。

ファンブック『NANA7.8(ナナてんハチ)』のインタビューによると初めの2話が読みきりの理由は、Cookieの創刊準備号(前述のCookie平成11年Vol.1、 Vol.2)に読み切りを描くことがきまっていたが、同誌が創刊したのちには連載してほしいという依頼があったため同じ名前で違うタイプの女の子を出し、連載で二人が出会うという形をとったためである。このため、第1話に大崎ナナは一切登場せず、同様に第2話には小松奈々が登場しない。

MÄR

MÄR - Märchen Awakens Romance』(メル)は、安西信行による少年漫画作品および、それを原作としたアニメ作品。


2003年から『週刊少年サンデー』(小学館)で連載され2006年第31号で完結した。2006年9月に最終巻15巻を発刊。そして2006年39号より、続編「MÄRΩ(オメガ)」が連載開始。2007年11月現在、メルオメガは4巻まで発刊している。メルの公式ファンブック「アクトシルバー」も発売されている。タイトルは、ドイツ語のMärchen(メルヘン)にちなむ。しかし、北米での公式な読み方は「マール」。

2005年4月に『MÄR-メルヘヴン-』のタイトルでテレビ東京系列にてアニメ化、その後コナミデジタルエンタテインメントからテレビゲーム・トレーディングカードゲーム化された。

本作品の重要なアイテムであるÄRMは、安西の趣味であるシルバーアクセサリーを基に考案された。ちなみに原作・アニメ内では指輪やブレスレット、ネックレスなどの種類があるが商品では指輪に統一されている。

2006年に入ってから、サンデー連載中の作品としての単行本の売り上げが名探偵コナンに続く第2位まで上昇した。そのためサンデー編集部は連載を終わらせようとする安西を引きとめようとしたが、連載終了。そのため続編として連載開始した「MÄRΩ」はサンデーの発行部数やコミックスの売り上げの減少を防ぐための連載との見方もある。

アニメにおいては、テーマソングを全てのオープニング・一部のエンディングにおいてGARNET CROWが歌っている。特に、2006年の同アーティストのシングルCDリリースは「籟・来・也」「まぼろし」を除き、すべて同番組のタイアップ。理由として、GIZA studioのバックアップによることが挙げられる。

メルヘンの国に憧れていた普通の中学2年生虎水ギンタは、「門番ピエロ」と呼ばれるÄRMの力で異世界、メルヘヴンへ召喚された。この世界では、ÄRMという魔法のアクセサリーが存在し、それを使用することによって、使用者に力を与えることができる。メルヘヴンに来たギンタは「バッボ」という生きたÄRMと出会い、仲間たちと出会い、共に戦闘集団「チェスの兵隊(コマ)」に立ち向かう。

MASTERキートン

『MASTERキートン』は、勝鹿北星・浦沢直樹著の漫画作品。1988年から1994年にかけて小学館「ビッグコミックオリジナル」に連載。単行本はビッグコミックスから全18巻。後にアニメ化もされている。タイトルは喜劇俳優バスター・キートンのもじりと思われる。


ロイズの保険調査員(オプ)である平賀・キートン・太一は、オックスフォード大学を卒業した考古学者であると同時に、元SAS(英国特殊空挺部隊・対テロ活動で知られる)のサバイバル教官でもある。フォークランド紛争や在英イラン大使館人質事件ではSAS隊員として活躍したとされる。父は日本人(父・太平は動物学者)、母はイギリス人。オックスフォード大学時代に日本人女性と学生結婚し、一女をもうけたが、離婚。別れた妻は数学者として大学教員を勤めている。本人は考古学の道を進みたいと思っているが、職もままならない。発掘費用のために調査員を続けるが、過去の経歴からいろいろな依頼が舞い込み、数々の危険な目にも遭ってしまう。

冷戦前後の社会情勢、考古学、そして太一をめぐる人々のドラマが絡み合った秀作。

HUNTER×HUNTER

『HUNTER×HUNTER』(ハンターハンター)は冨樫義博による少年漫画。また、それを原作にしたアニメ、ノベルス、ゲーム、舞台作品。略称は『H×H』。


主人公のゴンが、死んだと聞かされていた父親ジンが優秀なハンターであることを知り、ジンを探すために自分もハンターになろうと決心し、ハンター試験を受けにいく場面から物語が始まる。『週刊少年ジャンプ』(集英社)誌上において1998年14号から連載。現在も連載中。単行本はジャンプ・コミックスより25巻まで発刊されている。『HUNTER×HUNTER』と"HUNTER"が二重になっているのは、題名を考えていた作者が、TVでダウンタウンの浜田雅功が「何で二回言うねん」と言ったのを聞き「これだ!」と、思いついたことに由来する(昔からハンターを題材にした作品を描きたかったらしい)。


少年漫画にありがちな善悪二元論に収まらず、様々なキャラクターの視点が存在し、複雑で多層的な構成を取っている。細部までよく練り込まれたストーリー、主人公だけではなく他のキャラクターまでに緻密に描かれる心理描写、様々な思惑が交錯し先を予想させない斬新な展開になっているなど、幅広い層で非常に高い評価を得ている。更に残酷な描写も多く使われ、グロテスクな絵は塗りつぶしなどの自主規制が入ることも見られる。アニメ化の際にも、あまりに残酷な描写はカット・変更された。掲載開始頃は、低調だった「ジャンプ」の復活の起点の一つになり、休載が目立つようになるまでは『ONE PIECE』と双璧の看板漫画となっていた。全盛期はTVアニメ化などもあり多方面で人気が過熱、多くのファンサイト・同人誌・コスプレイヤーなども生み、大きな盛り上がりをみせた。

HAND MAID メイ

本作品は、鋼鉄天使くるみに端を発したメイドロボットネタに、若干のPCネタを加味した、コメディ(ラブコメ)に属するオリジナルハーレムアニメである。

いわゆる萌え狙いのシーンや、パンチラを中心とした「お色気シーン」が乱発気味なのが特徴ではあるが、各キャラクターの性格や心情等が丁寧に描かれたため、多くの視聴者からは好感をもって迎えられた。

登場するキャラクターも、ロリキャラからお姉さんキャラまで至れり尽くせりではあったが、物語の基本を主人公のメイと和也、かすみの3人による三角関係と設定し、それを丁寧に描いたことで、単なる美少女アニメに堕することを回避した。

ファンサービスとして、後日談的なオリジナルエピソード1話がDVD発売時に追加された。また、橘セブンによる漫画版と春眠暁による小説版が、それぞれソニー・マガジンズから出版された。

登場するキャラクター達の苗字に著名な作品に登場するロボット開発に関わる科学者達から取ったものが使われていたり、人気アニメなどのパロディを小ネタとして仕込んだりというマニアックな遊び心も見逃せない。

ドラえもんのような「知能を持ったロボット」を生み出すことを目標に研究に励む、学生・早乙女和也の元に、とある事情で1/6サイズのメイドロボットである「サイバドール・メイ」が送られてくる。メイは、高い知能と人間と変わらない外観を持っており、住み込みメイドとして和也に尽くすことを自分の任務としていた。

一方、和也の下宿先の大家の娘・谷かすみも和也に恋心を抱いており、メイが和也と同居することで次第に関係が深まっていくことに複雑な思いを抱くようになる。物語が進みメイが人間と同じサイズとなると、メイ、和也、かすみの関係は本格的な三角関係になる。

また、人間とロボットの関係がどうあるべきかということが本作品のテーマとされているが、和也は人間とロボットを平等に扱うことを信条としているため、この三角関係も複雑なものとなっていく。

H2

『H2』(エイチツー)は、あだち充の少年漫画作品。高校野球をテーマとした長編野球漫画。1992年から1999年まで「週刊少年サンデー」で連載されていた。映像では、1995年にアニメ版が、2005年1月から3月まで実写ドラマ版が放送された。


大の親友でありそしてライバルでもある国見比呂と橘英雄。2人はチームメイトの野田敦と共に中学野球で地区大会二連覇を果たすが、その後医師から比呂は肘、野田は腰にそれぞれ爆弾を持っていると診断されてしまい、野球を断念せざるを得なくなってしまう。英雄が野球の名門・明和一高に進んだのに対し、比呂と野田は野球部の無い千川高校に進み、それぞれサッカー、水泳を新たなスポーツに選ぶ。ところが、千川高校には「野球愛好会」があって… 診断を行った医師が無免許で逮捕されたこと、その診断がウソだったことを知った二人は、「野球愛好会」の「野球部」への昇格、そして甲子園出場を目指して活動を始める…


朝日放送(ABC)制作、テレビ朝日系列にて1995年6月1日から1996年3月21日まで毎週木曜19:00〜19:30に放映(以前に木曜7時枠向けに制作されたアニメ作品には『ハーイあっこです』と『クッキングパパ』があった)。

この番組終了を機にABC制作のアニメ枠は消滅し、テレビ朝日制作のバラエティ枠となった。2008年現在、『いきなり!黄金伝説。』を放送中。この枠のメインスポンサーだった日本ガス協会は、引き続きテレビ朝日制作バラエティ枠(『必撮ビデオ!!あんたが主役』と『超次元タイムボンバー』)となった後もスポンサーを継続したが、1997年4月によみうりテレビ制作・日本テレビ系の月曜19:30〜20:00のアニメ枠(現在は「名探偵コナン」)へと移った。

2005年1月8日からドラマと連動させるように毎日放送(MBS)で17:30 - 18:00の間で再放送されていた。なお、作品中、末期に放送予定の2作は、編成の関係などで、本放送では欠番、未放送となっている。

GTO

「週刊少年マガジン」(講談社)において、1997年~2002年まで掲載された。単行本は全25巻。東京・吉祥寺を舞台に、私立中学校の教師に着任した元暴走族の鬼塚英吉が、学園全体に巣くう数々の問題を型破りな方法で解決し活躍する姿を描く。この型破りな教師のスタイルは、様々な漫画やドラマに影響を与えた。

現代の社会・家庭・教育問題を多く取り扱っているのが特徴。教師の実態や本音、少年少女の心の内などが描かれ、学校というシステムの病巣に鋭く迫っている。一方で無茶苦茶なギャグや時事ネタ、オタク向けのネタも多い。絵の丁寧さとギャグシーンとのギャップが高く評価され、また丁寧なキャラクター作りで少年誌に関わらず多くの女性ファンにも支持された。

作品タイトルの「GTO」はGreat Teacher Onizuka(グレート ティーチャー オニヅカ)の頭文字をとったもの。不良時代の鬼塚を描いた『湘南純愛組!』の続編だが、特に物語が連続している部分は回想シーンなどで補強されているため、前作を知らなくても問題無い。

1998年(平成10年)、第22回講談社漫画賞少年部門受賞。同年にテレビドラマ化・小説化、翌年アニメ化・映画化がなされた。


かつて不良として湘南に君臨した鬼塚英吉は、高校中退の後に大検を受け大学に入学した。彼は持ち前の体力と度胸、そして純粋な一途さと若干の不純な動機で教師を目指したが、教員採用の面接試験を前に暴力沙汰寸前の行為を働き、挙句に面接を受けた学校で、中退させられた生徒に対する教師の態度に腹を立て、とうとう後先考えずに暴力を振るう。

しかし、そんな無茶苦茶だが目先の理屈よりも「ものの道理」を通そうとする彼の行為に、東京吉祥学苑理事長の桜井が目を付け、ある事情を隠して採用する。学園内に蔓延する不正義や生徒内に淀むイジメの問題、そして何より体面や体裁に振り回され、臭いものに蓋をして見て見ぬ振りをしてしまう大人らに、その大人達を信じられなくなってしまい屈折した子供達。この学園内には様々な問題が山積していたのである。

桜井は、この無茶苦茶な男が問題に真っ向からぶつかり、豪快な力技で解決してくれることに一縷の望みを託したのであった。

GANTZ

『GANTZ』(ガンツ)は奥浩哉による漫画作品。また、それを原作としたアニメ、ゲーム作品、それら作中に登場する黒い球体の呼称。

漫画雑誌『週刊ヤングジャンプ』(集英社)において2000年31号から連載を開始し、2008年現在、隔週で連載中。単行本は2008年5月で23巻まで刊行。累計発行部数は820万部を超える。


「日本人に馴染むSF」を目指した、現実と非現実が交錯する世界観、不条理とも言える死と隣り合わせの緊張感(重要なキャラクターでも唐突に死んでしまう事が多い)、個性溢れる登場人物などが人気を集めている。前作、『01 ZERO ONE』に引き続き原稿はCGによって制作されており、Shadeやフォトショップ等を駆使して背景や効果が精密に描画され、臨場感が高められている。原案は作者が高校生時代に考えたもの


主人公玄野計は地下鉄のホームで小学生時代の親友加藤勝を見かける。正義感の強い加藤は線路上に落ちたホームレスを助けようとするが、助けに入った玄野と共に、進入してきた電車に轢かれ死んでしまう。

次の瞬間、彼らはマンションの一室にいた。そこには、同じ様に死んだはずの人々が集められていた。部屋の中央にある謎の大きな黒い球。彼らは、その「ガンツ」と呼ばれる球に、星人を「やっつける」ように指示され、別の場所へと転送されていく。

謎の物体「ガンツ」に集められた、死んだはずの人々。理由もわからないまま、彼らは謎の星人と戦わなくてはいけない。彼らは何故戦わなくてはならないのだろうか。そして、生き延びることができるのだろうか…。

GetBackers-奪還屋-

『GetBackers -奪還屋-』(ゲットバッカーズ だっかんや)は、週刊少年マガジンに1999年から2007年まで連載された漫画作品。及び、TBS系列で2002年10月5日から2003年9月20日まで、土曜17:30から放送された、漫画を原作とするテレビアニメ作品。ゲーム化もされた。原作は青樹佑夜、作画は綾峰欄人である。


奪られたら奪り返せ!奪還率ほぼ100%の奪還屋『GetBackers』の美堂蛮と天野銀次が裏新宿を中心に壮絶な奪還バトルを繰り広げる!

Fate/stay night

『Fate/stay night』(フェイト/ステイナイト)は、TYPE-MOONより発売されたアダルトゲーム、伝奇活劇ビジュアルノベル。また、これを原作とするアニメ、漫画などの関連作品である。


本作品は、これまで同人サークルとして活躍していたTYPE-MOONの商業デビュー作品である。また、TYPE-MOONの他の作品、『月姫』や、『空の境界』などと同一世界での出来事を扱っていることでも知られている。これらの作品の間にはストーリーの直接的な関係はなく、それぞれの作品は単独で内容を理解することができるものの、共通の設定を背景に描かれており、クロスオーバーする部分も存在している。

2004年1月30日にCD-ROM版が発売され2006年3月29日にはDVD-ROM版(内容はCD-ROM版と同じ)が発売された。

2005年10月28日には、ファンディスクであり続編である『Fate/hollow ataraxia』が発売された。

2007年4月19日に、角川書店からプレイステーション2移植版として『Fate/stay night [Réalta Nua]』(フェイト/ステイナイト [レアルタ・ヌア])が発売された。当初は2006年12月発売予定だったが、諸事情により一旦2007年初頭へと延期され、最終的に4月19日に発売された。『extra edition』にはプレイステーション・ポータブル用花札ゲーム『とびだせ! トラぶる花札道中記』が同梱されている。

2007年9月13日には、カプコンからプレイステーションポータブル専用ソフトとして、スピンオフ作品の対戦アクションゲーム『フェイト/タイガーころしあむ』が発売された。

2006年1月から同年6月にかけてテレビアニメ(全24話)が放映された。また、放送開始に合わせ『月刊少年エース』にて西脇だっとによる漫画版が連載開始され、2008年現在も連載中である。



日本のとある地方都市「冬木市」に数十年に一度現れるとされる、持ち主のあらゆる願いを叶える「聖杯」。7人の魔術師(マスター)は7騎の使い魔(サーヴァント)と契約し、聖杯を巡っての戦争に臨む。聖杯を手にできるのはただ一組、ゆえに彼らは最後の一組となるまで互いに殺し合う。魔術を習うもその才能を見いだせず、半人前の魔術師として生きていた主人公・衛宮士郎。彼は偶然にもサーヴァントの一人・セイバーと契約したことから、聖杯戦争に巻き込まれてゆく……。

Dr.スランプ

『Dr.スランプ』(ドクタースランプ)は、鳥山明の連載デビューとなった漫画作品。2度アニメ化され、原作・アニメともに大ヒットを飛ばした。


ゲンゴロウ島のペンギン村に住む則巻千兵衛という博士が作ったアンドロイド、則巻アラレのハチャメチャな生活を描いたギャグ漫画。

ロボットなのに眼鏡をかけるというユニークな設定、擬人化した動物などの童話的でかわいらしいキャラクターやその世界観も人気の要因の一つであった。

「ほよよ」・「んちゃ」・「キーン」などの言葉は流行語にもなった。

『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1980年5・6合併号から1984年39号まで連載された。第27回(昭和56年度)小学館漫画賞受賞。

単行本はジャンプ・コミックスで全18巻。当時の単行本初版記録更新[要出典]。後に愛蔵版(1990年 - 1991年)・集英社文庫コミック版(1995年 - 1996年)が全9巻、完全版(2006年 - 2007年)が全15巻で発行されている。

D.Gray-man

『D.Gray-man』(ディーグレイマン)は『週刊少年ジャンプ』(集英社)において2004年27号から連載されている星野桂作のダーク・ファンタジー漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。話数カウントは「 - 夜」。


白黒のツートーンによる陰影を多用し、繊細な線を用いた作風は同掲載誌中では異色と言える。少女漫画において多用されるモノローグが多いのも特徴である。シリアスな部分とギャグシーンのどちらも併せ持つ。 少年漫画らしいファンタジー作品としての部分を強調しながらも、オカルティックな歴史趣味を覗かせる作品。 舞台は仮想19世紀末。様々な国籍を持つ登場人物達は英語で意思の疎通をとっている設定である。 設定の骨子は『ZONE』から取っている。


「機械」「魂」「悲劇」を材料に造りだされる悲しき悪性兵器「AKUMA(アクマ)」。AKUMAの製造者で世界終焉を目論む「千年伯爵」。そして、唯一AKUMAを破壊できる神の結晶「イノセンス」に選ばれた存在である、「エクソシスト」達。主人公・アレン・ウォーカーもその一人であった。

アレンは世界とAKUMAに縛られた魂を救うべく、仲間と共に長く険しい戦いに身を投じていく……。

DEAR BOYS

『DEAR BOYS』(ディア ボーイズ)は、八神ひろきによるバスケットボール漫画。2007年第31回講談社漫画賞少年部門受賞。

「月刊少年マガジン」(講談社)において、1989年から連載中。単行本は、第1部全23巻、中学時代をつづった「THE EARLY DAYS」全1巻、第2部(DEAR BOYS ACT2)が28巻まで(2008年6月現在)刊行中。

2003年4月7日〜9月29日にかけてテレビ東京とAT-Xでアニメが全26話で放送された。

2007年冬にミュージカル化、12月20日〜29日に上演された。 2008年夏には続編の公演が予定されている。

本作品はバスケットボールを題材にしたスポーツ漫画であるが、同系統の作品にありがちな汗臭い要素を排除し、爽やかに描いている。 しかし外連味重視に走る事なく、各高校のバスケカラーが明確に描き分けられ、戦術やディフェンスシステムも細かく描かれている。

選手同士・選手とマネージャー等の関係にある男女の恋愛感情が、当事者達のバスケに関わる者としての成長を促す等、スポーツ漫画としては珍しく「恋愛」が重要な要素として描かれている事も特徴である。

まもなく連載開始から20周年を迎え、バスケットボールを主題とした漫画では史上最長連載を誇るが、作中での時間は1年も経過していない。そのため連載開始年の1989年を劇中の年数とすると、2008年連載時点でも劇中の年代は1990年となる。しかし、1990年には存在しない携帯電話(ワンセグTV付の携帯も描かれている)の登場や、試合のクォーター制の導入など連載時期に即した時代考証は取り入れている。

過去に起きた事件によってほとんどの部員が去り、4人しか残らなかったことでチームが組めず、休部状態になっていた瑞穂高校バスケットボール部。藤原たちが2年生の秋、元天童寺高校バスケットボール部キャプテン・哀川和彦の転入、突然の入部により、部員たちの心にくすぶっていた「全国制覇」の夢を目指していく。

DEATH NOTE

『DEATH NOTE』(デスノート)は、漫画『DEATH NOTE』を原作とした深夜アニメ作品。

日本テレビ系列で週刊少年ジャンプ原作のアニメ作品が放送されるのは金曜特別ロードショー枠での『シティーハンタースペシャル』を除けば1994年の『D・N・A² 〜何処かで失くしたあいつのアイツ〜』以来となる。当初、『NANA』の後番組として全国ネット枠での放送が予定されていたが、『NANA』の放送期間延長によってローカルセールス枠である『桜蘭高校ホスト部』の枠での放送となった。シナリオ面でアレンジが多かった実写映画版と異なり、ほぼ原作に忠実なストーリーになっているが、28話以降から原作のシーンやセリフのカット・編集が多くなされている。また、舞台設定は、放送時期に合わせ原作(2003年 - 2004年、2009年 - 2010年)の3年後(2006年 - 2007年、2012年 - 2013年)の設定になっている。原作単行本の各話末尾で紹介されるデスノートのルールはアイキャッチにて表示される。

キャストは主に本職の声優がつとめるが、リュークについては実写映画版同様、中村獅童が担当したほか、第12話に実写映画版でLを演じた松山ケンイチがジェラス役でゲスト出演した。また、第32話に声優として日本テレビの深夜番組『ルドイア☆星惑三第』に出演している「小惑星アイドル」が、電車の中でいじめを働く子どもたちの役で出演した。

11話と12話の間には『「デスノート」の舞台裏ド〜ンと見せちゃいますスペシャル!』が放送された。内容は本編11話までの総集編、主要声優・監督へのインタビュー、アナウンサーのアフレコの様子など。2007年8月31日には金曜特別ロードショーにて、3時間のスペシャル版『ディレクターズカット完全決着版 〜リライト・幻視する神〜』が放送された。視聴率は15.7%。内容は、キラ事件解決後、死神界へと帰ったリュークが、ある死神にキラ事件を話して聞かせると言う形の第一部(第1話 - 第26話)の総集編。新作カットも追加された。“ディレクターズカット”と銘打ってはいるが、新作カットが追加されただけで、カットされたシーンが追加されたわけではない。また、本放送時に放送されたシーンでも、本放送時とは違うシチュエーションになっているシーンもある。第二部の特別編も2008年夏放送予定。

2007年10月20日からアメリカのカートゥーンネットワークで、10月26日からカナダのYTVのBIONIX枠で放送開始された。当初はカナダがアメリカより早く、9月7日に放送される予定であったが、放送延期された。カナダでは普通、放映されてから一年以上かかってテレビ放映されるが、今回は異例で、日本での放送終了からの4ヶ月あまりで放映された。

D.C. 〜ダ・カーポ〜

『D.C. 〜ダ・カーポ〜』はCIRCUS製作のアダルトゲーム『D.C. 〜ダ・カーポ〜』を元にした全年齢向けテレビアニメ。ゲームとの区別のための公式な通称は「ダ・カーポ ファーストシーズン」(だがD.C.F.S.はD.C. Four Seasons 〜ダ・カーポ〜 フォーシーズンズの通称のため、通常この作品には使わない)。

CLAYMORE

『CLAYMORE』(クレイモア)は八木教広のダーク・ファンタジー漫画作品。 また、その漫画作品を原作とする2007年4月3日より日本テレビで放送されていた日本のテレビアニメ作品。


人間を喰らって生きる「妖魔」が蔓延る世界を舞台に、妖魔を倒すべく作られた半人半妖の女戦士「クレイモア」の1人・クレアの戦いを描いたダーク・ファンタジー漫画。「ファンタジー」の常道である魔術的・霊的な存在は一切登場せず、ドラゴンや悪魔など、いわゆる空想上の生物も妖魔以外には登場しない。物語の中心となる半人半妖の戦士や覚醒者なども妖魔をルーツとする存在であり、CLAYMOREに登場するファンタジー要素は全て妖魔に関連する。

累計発行部数は400万部を超える。

BLOOD+

BLOOD+(ブラッドプラス)はProduction I.G制作のアニメ作品。2005年10月8日(一部地域は10月15日)から2006年9月23日(一部地域は9月30日)までMBS・TBS系で放送された。略称は「血+(BLOODの訳が『血』であることから)」「B+」「ブラプラ」。小説や漫画も出ているが、多少内容は異なる。


2000年に劇場公開、およびゲーム化された『BLOOD THE LAST VAMPIRE』の「少女が刀を使って翼手を斬る」というコンセプトをそのままにし、キャラクター・ストーリーを一新して製作された。『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ、『鋼の錬金術師』などの大人気アニメを連発する毎日放送土曜6時枠、通称・土6の新作として話題を集める。作品上での謎があったり、実際の歴史と非常に関係が深く奥深い作品となっている。 メディアミックスとして、小説版・複数のコミック版・ゲーム版が存在する。

翼手との戦いや小夜の出生の謎を追いながら、世界各国をまわって行くストーリーとなっている。大きく分け「沖縄」編(1話 - 7話、14、15話)、「ベトナム」編(8話 - 13話)、「ロシア」編(16話 - 19話)、「フランス」編(20話 - 32話)、「イギリス」編(33話 - 40話)、「アメリカ」編(41話 - 最終話)となっている。

さらに2部構成となっており、小夜とハジの沖縄での出会いから赤い盾崩壊までを描いた第1部、そしてその1年後の戦いを描いた第2部に分けられる。人間の血液を栄養源にする翼手、長い眠りに就く翼手の女王、日光を浴びられないシフなど、吸血鬼をモチーフにした部分が幾つか見受けられる。

沖縄県沖縄市コザに住む高校生・音無小夜は一年以上前の記憶を持たないものの、家族である養父宮城ジョージや義兄弟宮城カイ・リク、そして友人に囲まれて平和な日々を過ごしていた。

しかしそんな小夜の日常は、生き血を喰らう獣・翼手に遭遇した事で終わりを告げる。襲い掛かってくる怪物に成す術もない小夜は、辛くもハジと名乗る美貌の青年に助けられる。そしてハジに口移しで彼の血を飲まされるや一変、刀を手にし、たちまち翼手を切り伏せてしまう。そんな自らの能力に困惑する小夜だが、全てを知るハジは多くを語ってはくれなかった。

やがて、小夜は翼手の殲滅を目的とする組織赤い盾の一員デヴィッドにより、自らの「血」が翼手を倒すことの出来る唯一絶対の武器であるということを知らされ、組織に引き渡されることとなる。しかしその最中、新たな翼手の襲撃により、小夜を庇ったジョージは重傷を負ってしまう。ジョージは翼手の研究に携わるヴァン・アルジャーノに指揮された米軍兵士によって拉致され、研究施設にてD67を投与されてしまう。

小夜はハジ、デヴィッドと共にジョージの救出に向かうも、D67により翼手化してしまったジョージは小夜の血によって自らの命を絶つことを望む。ジョージを喪った小夜は赤い盾の一員として、翼手と戦うことを決意し、カイ・リクの兄弟もまた小夜と同行する道を選ぶ。

その後ベトナムにおける翼手との戦いを経た小夜は、断片的に思い出される、自身の失われた記憶に混乱する。そんな彼女がロシアで出会ったアンシェル・ゴールドスミスは、「自分自身の過去が知りたければ、『動物園』に行け」と謎めいた言葉を告げ、姿を消す。今は廃墟と化した「動物園」に辿り着いたとき、小夜は全ての記憶を思い出すのだった。

自らの生い立ち。

歴史の影に隠された人と翼手との永きに渡る戦い。

そして自らが解き放った災厄の源、実の妹である翼手の女王ディーヴァのことを。

BLACK LAGOON

『BLACK LAGOON』(ブラックラグーン)は広江礼威による漫画作品、及びそれを原作としたアニメ作品。略称は「ラグーン」「ブラクラ」「ブラーン」「ブララグ」など。


小学館『月刊サンデーGENE-X』において2001年4月号に読み切り掲載され、その後2002年5月号より同誌にて連載開始、2007年現在も連載中。アニメは2006年4月から第1期目が放送され、同年10月より第2期目が放送(詳細は節テレビアニメを参照のこと)。2008年7月には小学館・ガガガ文庫よりノベライズ作品が刊行される(虚淵玄・著)。

タイの架空の都市ロアナプラを舞台に、荒事も請け負う運び屋と、いわゆる裏社会に属する組織・人物達が繰り広げるアクション作品。銃や爆弾等が頻繁に登場し、一部に残酷なシーンも見られる。

主にタイのロアナプラ(架空)を舞台にストーリーが展開するが、日本が舞台になったこともある。

作品は日本国外でも高い評価を得ており、単行本はアメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、ブラジル、韓国、台湾、香港でも出版されている。

日本の一商社・旭日重工(あさひじゅうこう)の社員だった岡島緑郎は、会社の機密ディスクを運ぶ任務中、南シナ海で違法な運び屋・ラグーン商会にディスクを奪われ、自らも拉致されてしまった。ラグーン商会(というかレヴィ)の狙いは、旭日重工から岡島の身代金を取ることだったが、機密の漏洩を懸念した会社と彼の上司・景山は、会社のためにはやむを得ずとして彼をディスクもろとも抹殺せんと画策し、傭兵部隊に商会を襲わせる。自分が旭日重工から見捨てられたことを知った岡島は、ラグーン商会のメンバーにアイディアを提案し、この危機を脱することに成功する。

その後、景山は再会した岡島に対し、何事も無かったかのように旭日重工への帰還を促す。しかし岡島は「俺はもう死んでるんですよ。あんたがそう言った」と不信感を露にすると、「俺はロックだ!」と名乗り、帰還を拒否。かくして、ラグーン商会の見習い水夫となった岡島ことロックは、ラグーン商会の船『ブラック・ラグーン号』に乗り込み、危険な任務に従事するようになる。

非情な世界に生きながら、商社マン時代の甘さを捨てられないロック。しかし、それでも彼は任務をこなす度、確実に人間として成長していくのだった…。

BLACK CAT

BLACK CAT(ブラックキャット)は、矢吹健太朗による漫画。およびそれを原作としたアニメ等の関連作品の総称。通称「黒猫」「ブラキャ」。

2000年から2004年まで週刊少年ジャンプで連載された。単行本全20巻。原作が2005年12月発売の、週刊少年ジャンプと月刊少年ジャンプの合同特別編集増刊号であるゴー!ゴー!ジャンプ2006年1月25日増刊号にて描き下ろしの読みきり(超短編)が収録されている(こちらは、漫画文庫12巻にコミックスで初収録された)。最終刊巻末の作者コメントにて、まだ第一部完の扱いであり、いつか続きを描きたいとしている。


主人公であるトレイン=ハートネットは、かつて「秘密結社クロノス」に、暗殺者としてのずば抜けた才能を認められ、クロノスの特務集団ナンバーズ特例の13人目として採用されていた男だった。ナンバーズの一員として、特製のオリハルコン製の装飾銃「ハーディス」を与えられた彼は、裏の世界では「最強のイレイザー」と言われた。

ある日、彼はミナツキ=サヤの影響から、組織の暗殺者を辞めて、掃除屋として生活しようとする。それを快しとしないクロノスでの相棒クリード=ディスケンスにより、サヤを殺されたトレインは掃除屋として、クリード率いる狂気の革命集団「星の使徒」との、壮絶な戦いに身を投じていく。

ロミオ×ジュリエット

『ロミオ×ジュリエット』(ロミオとジュリエット、英名:Romeo×Juliet)は、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」を原作とするテレビアニメ作品。2007年4月から同年9月まで中部日本放送 (CBC)他で放送された。


イギリスの劇作家ウィリアム・シェークスピアの「ロミオとジュリエット」を原案に、ゴンゾが初のアニメ化をした作品。「カレイドスター」や「ケロロ軍曹」等のキャラクターデザインを手掛けた追崎史敏が初めて監督を務め、「ふたご姫」等の総作画監督で注目を集めたアニメアールの新鋭、原田大基が初のキャラクターデザインに抜擢。音響監修には、佐藤順一が迎えられている。月刊Asukaにてコミックが連載されるなどメディアミックスも行われている。

主要キャラ以外ではタイタス(タイタス・アンドロニカス)やシャイロック(ベニスの商人)、オフィーリア(ハムレット)などといった他のシェークスピア作品の役名などを取り入れている。

舞台は空中浮遊大陸ネオ・ヴェローナ。14年前のモンタギューの反乱によってキャピュレット一族は虐殺された。唯一の生き残りジュリエットはキャピュレット家の親衛隊隊長のコンラッドの手によって助けられ、ウィリアムの劇場で男として育てられる。

それから14年後。ジュリエットは「赤い旋風(かぜ)」と呼ばれる剣士の姿でモンタギューの圧制に立ち向かうが、憲兵隊に追われている所を親の仇である太閤モンタギューの息子である、ロミオに助けられる。その後2人は、偶然にもネオヴェローナで開かれた舞踏会で再会し、恋に落ちる…。

特にストーリー後半からは、ファンタジー要素を取り入れたオリジナルな展開が重視され、正統派ロールプレイングのようなラストを迎えている。

ロザリオとバンパイア

『ロザリオとバンパイア』 (ROSARIO+VAMPIRE) は、池田晃久によるファンタジー漫画、及びこれを原作とするアニメなどのメディアミックス作品。通称は『ロザバン』

『綺流斗』に続く作者2本目となる連載作品として、2004年5月号から2007年7月号まで『月刊少年ジャンプ』で連載(第1部 全39話)、その後同誌の休刊に伴い『ジャンプスクエア』(SQ.)に移籍。『ロザリオとバンパイア season II』と改題の上で話数をリセットし、創刊号から連載を継続している。なお、『SQ.』創刊前には「アニメ化&SQ.連載記念」として、番外編が『週刊少年ジャンプ』2007年43号に掲載されている。第一部の単行本はジャンプ・コミックスより全10巻が発行(10巻に番外編も収録)。

妖怪が通う高校へと通う事になってしまった普通の高校生青野月音(あおのつくね)と、バンパイア赤夜萌香(あかしやもか)を始めとする妖(あやし)達との交流を描く。

2006年5月にドラマCD化されたのを始めとして、メディアミックス展開も行なわれている。2008年1月3日からテレビアニメが独立UHF局にて放送開始。更に、2008年3月20日にはゲーム版が発売。アニメも第2シリーズの制作が決定していて、「ロザリオとバンパイアCapu2(カプチュー)(仮)」のタイトルで2008年10月から放送開始予定。

平凡な少年・青野月音は、高校受験に失敗し、最後の希望校として「書類審査だけで入学できる」という怪しげな高校「陽海学園」に入学した。しかしその学校は、人間世界でマイノリティとして片隅で生きることを余儀なくされた妖怪が通う学校であった。入学式の日に、美少女バンパイア赤夜萌香に出会った月音は一目惚れ、一方の萌香は血が美味しいという理由で月音に興味を抱く。

しかし陽海学園では人間社会に溶け込むために生徒も教師も人間の姿をしているが全て妖怪や妖(あやし・いわゆる「人外」の存在)で、正体をばらすのは校則違反であるうえに、人間は居てはいけない。月音は萌香に人間だという事を隠していたが知られてしまう。それでも萌香は月音が人間であるのを許して秘密を共有する。

だが正体を隠しつつ妖怪だらけの学校で生活をするのは前途多難、四苦八苦。おまけに萌香は生粋のバンパイアで妖の中でも最強でエリート中のエリート、普段は十字架で封印しているもう一つの人格は攻撃的で襲い掛かる相手には容赦なし。災いは一難去って、また一難。果たして月音はこの学校で無事に生活する事が出来るのだろうか…。

ローゼンメイデン

『ローゼンメイデン』 (Rozen Maiden)はPEACH-PITによる漫画及びそれを原作とするノーマッド制作の日本のアニメ作品。漫画版は月刊コミックバーズ(幻冬舎コミックス)で2002年9月号から2007年7月号まで連載された(途中休載を挟む)。また、2008年4月から週刊ヤングジャンプ(集英社)へと掲載誌を替えて新たに週刊ヤングジャンプ20号(通巻1389号、2008年4月17日発売)より月一回のペースで連載中

原作単行本(幻冬舎コミックス・バーズコミックス)は2008年3月現在、第8巻が刊行。「アンティークドールの戦い」というコンセプトである。

少女漫画の様な作風や美しいドールの衣装から、女性からの人気も高い。画風に関しても、虹彩の細かな書き込みや背景に花を描いたりなど、美少女系というよりは従来の少女漫画に近い。メディアなどでローゼンメイデンの衣装と作風はゴシックロリータだと形容されることがあるが[1]作者は作風について、厳密にはゴスロリではないと語っている。また、ドールの衣装についても「ローゼンメイデンの中でゴシックロリータと辛うじて言えるのは水銀燈だけ」と言っている。

上記の通りいわゆるマニアックな要素を含むが、性別や年代を問わず支持され、美少女系の典型的な要素が極力排除されている事から、本作品はジャンル分けが不可能とされている[2]。

系統的にはSF小説などゴシック文学で扱われることの多い、人造人間譚と言えるべき物でもあり、メカ少女等の美少女系作品に多く見られるアンドロイド登場作品に共通するテーマを内包している(フィリップ・K・ディックの著作『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』にて、アンドロイドを製造する巨大企業の名前が「ローゼン協会」)。しかし、当初から男性主観的な視点より、アンドロイドが「(受け手の男性にとっての)完璧な理想的な存在」として登場する傾向の作風が多いアンドロイド登場作品の中で、本作は「アリスを造る」ではなくアンドロイドである薔薇乙女自身が、当初から強い自己意識と独立心を持ち自らの意思で「究極の少女であるアリスを目指す」という女性主観的な要素が強調されている。

烈火の炎

烈火の炎(れっかのほのお)は、安西信行による漫画作品。及び、それを原作としたアニメ作品。

『週刊少年サンデー(小学館)』で1995年の16号から2002年の9号までの7年間連載されていた。尚、原作の第1話は週刊少年サンデーのホームページの中のサンデー名作ミュージアムに掲載されている。

忍者にあこがれる主人公・花菱烈火は、炎を生みだす不思議な力を持っていたが、それを隠しながら霧沢風子や石島土門と高校生活を送っていた。偶然治癒の力を持つ少女・佐古下柳と出会うところからストーリーは始まる。佐古下柳と花菱烈火は、お互いの力を打ち明け、烈火は柳を守る事を誓う。

謎の女性、影法師の出現により、烈火達は魔力を持つ道具、魔導具の存在を知る事となる。

ある日、何者かにさらわれてしまった柳を取り戻す為、烈火、風子、土門は、影法師から教えられた館に向かう。館では魔導具を持つ敵達が待ち構えていたものの、仲間達や、以前烈火と戦った水鏡凍季也の協力により最後の部屋へとたどり着き、烈火と同じ炎を生みだす力を持つ紅麗と対決する。しかし、紅麗の炎、紅の力の前に烈火達は歯が立たない。窮地に陥った烈火は、影法師の助言により自身の炎を抑える手甲を外す賭けにでる。手甲を外した事で、烈火の中に眠る炎、八竜が目覚めた。烈火は八竜の力によりなんとか紅麗を退け、柳を救い出す事に成功する。

その後、烈火は影法師から自分と紅麗の過去を知り、決着をつける為、仲間達と裏武闘殺陣へ出場する。

裏武闘殺陣で紅麗との死闘を終え、平穏な暮らしを送っていた烈火たちだったが何者かに襲撃される。彼らは、森光蘭率いる、裏麗だった。森光蘭の狙いが、危険な魔導具・天堂地獄にある事を八竜の一人、虚空から聞き出した烈火達は天堂地獄の破壊に向かうのだった。

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん/ 海外表記:Rurouni KenshinもしくはSamurai X)は和月伸宏による漫画、およびそれを原作としたアニメ、ゲームなどのメディアミックス作品。

『週刊少年ジャンプ』(集英社)誌上において1994年19号から1999年43号まで連載。単行本はジャンプ・コミックスより全28巻。また後に完全版が全23巻で刊行された。「るろうに」とは作者の造語で、漢字表記は「流浪人」。要するに「流れ者」の事である。各話数はそれぞれ「第○○幕」という通し番号になっている。1996年のテレビアニメ化を最初に映画・OVAとアニメ化もなされている(後述)。

明治時代初期の日本が舞台。登場人物や武術の流派は一部を除いて架空のものだが、赤報隊や新選組、そして明治11年(1878年)5月14日の大久保利通暗殺事件(紀尾井坂の変)など、物語の転換点では史実を絡ませている。

「ジャンプで歴史物は受けない(実際にはジャンプでも『花の慶次』がヒットした前例がある)」、「明治時代は漫画にするには難しすぎる」と連載前は編集者に言われたらしいが、その前評判を跳ね返し、人気を博した。登場人物の名前に作者の出身地である新潟県、特に旧越路町を含めた長岡市に関係のある地名や神社の名前が多く使われている。

全28巻の売り上げは4700万部[1] - 5000万部[2][3]を記録しているヒット作で、海外でも絶大な支持を受けている。

本編終了後に後日談的な話として『弥彦の逆刃刀』(完全版に収録)、『春に桜』(公式ファンブック「剣心華伝」収録・完全版に収録)の2作品が読切として存在する。なかでも『弥彦の逆刃刀』は発表時に作者自身が「これで剣心の物語は完結です」と同作がこの話によって正式な完結を迎えたことを語っていた。

剣心の流派である「飛天御剣流」は本作及びそれに付属する読切作品の他に『戦国の三日月』という同作者の読切作品(単行本6巻、完全版10巻収録)にも登場する(ただし、本作の一部の読切も含めて、名称は「飛天三剣流」となっている)。作者は単行本12巻にて両作に繋がりがあるとも読み取れる発言をしている。

なお、「弥彦の逆刃刀」で正式な完結を迎えたと語った作者であるが、後に刊行された完全版のフリートークでは「剣心の物語は終わったけど、クリエイターとして本気で描きたい、いいものが描けると確信できて、なおかつ話が来たときはまた描くかもしれない」と続編への抵抗が薄れていることを感じさせた。

ルパン三世

ルパン三世(ルパンさんせい、英語題名Lupin the 3rd)は、モンキー・パンチ原作の漫画(1967年-)ならびに主人公の名前である。テレビアニメ化(1971年-)により人気に火がつき、以後たびたびTV化や映画化される。2008年現在でも続編(TVスペシャル)が定期的に製作され続けている。劇場映画ならびにTVスペシャルの視聴率は常に20%前後の高い数字を記録している。

1967年『漫画アクション』8月10日号(創刊号)から1969年5月22日号まで連載。全94話。Mort Drucker(en:Mort Drucker)の影響を色濃く残す、ひょろりとした線で描かれる長身の登場人物。最後の最後まで読者の裏をかくストーリー展開(例外あり)。両者があいまって本作独自の作風を醸成している。

リングにかけろ

『リングにかけろ』は、1977年から1983年まで週刊少年ジャンプに掲載された車田正美のボクシング漫画。日本語の略称は「リンかけ」。「リングにかけろ1」として2004年秋にテレビ朝日でアニメ放映された(後にスカパー・ANIMAXでも放送)。また2006年4月6日に続編の日米決戦篇が放映された。続編として登場キャラクターの次の世代を描いた続編『リングにかけろ2』がスーパージャンプ(青年漫画誌)にて連載中である。

らんま1/2

『らんま1/2』(らんまにぶんのいち / ラテン文字表記: Ranma 1/2)は高橋留美子による漫画作品。および、それを原作とするテレビアニメ作品。1987年36号から1996年12号まで小学館「週刊少年サンデー」に連載され、単行本は全38巻刊行。2002年から2003年にかけて新装版が出版された。

水をかぶると女になってしまう高校生格闘家・早乙女乱馬と、その許婚・天道あかねの交流を軸に、家族・友人を巻き込んだドタバタの日常を描いた格闘ラブコメ作品。

物語の都合上、中国語を多用しており、()の中の中国読みをカタカナ表記、日本語訳は後続の「」の中で読む事に統一すべし。

1980年代の週刊少年サンデーを『うる星やつら』のヒットで牽引した高橋留美子の次回作。小学館の期待に応えた大ヒット作となり、国内の単行本コミックス発行部数は約5300万部(『KINO Vol.1』より)。高橋留美子作品ではベストセラーである。

読みきりが中心だった前作とは違い、基本的には中長編が中心だが、たまに読み切りの話もある。本作は格闘シーンが豊富であり、ここが今までの作品と大きく違うところであり、バラエティに富んだ展開が多く、読者を飽きさせない工夫がされている。とくに特徴的なのが、話の内容を問わず読み切りの話以外は、謎解き要素が多い。乱馬などが、相手の技の原理や正体、もしくはその話のキーアイテムの本質を見抜き、なおかつ場合によっては、その克服方法を見出すまでの過程で楽しませようとする、高橋留美子としては新しい展開が多い。このような展開のため、ただ戦っているだけで話が進んでいく格闘漫画とは一線を画していて、このような手法はのちの高橋留美子作品の『犬夜叉』にも引き継がれている。またシリアス一辺倒ではなく、あくまでもギャグ漫画として高橋留美子色を出しつつ展開するという方法をとっている。作者曰く「笑える格闘漫画が基本」と語っている。

1989年にはテレビアニメ化され、現在までに再放送された回数が非常に多く(特にテレビ東京系)現在でも、ケーブルテレビ、スカイパーフェクTV!等のキッズステーションで繰り返し放送されている。

CD、オリジナルビデオアニメ、アニメ映画、ゲームなども多数制作され、どれも人気を博した。

また現在では通例となっているが、本作では声優がキャラクター名義で楽曲を多数リリースした。これは当時としては画期的であり、1990年に発売されたキャラクターソングアルバム『らんま1/2熱闘歌合戦』はその完成度の高さから大ヒットし、第5回日本ゴールドディスク大賞アルバム賞アニメ部門を受賞した。本作以前にも『めぞん一刻』の音無響子など、声優がキャラクター名義でレコード・CDを発売した例はなくはなかったものの、『らんま』では主人公だけでなくサブキャラクターも単独で大量にキャラクターソングを発表したところにそれまでと大きな違いがあったといえる(当時の新聞記事)。

作品完結後も根強い人気を誇り、現在でもネット上には多数のファンサイトが存在している。また日本国外でも人気があり、アメリカ、アジア、ヨーロッパなど世界中にファンが存在する。これは1990年代からアニメが輸出され各国のテレビで放送された影響も大きい。2001年に公開された映画『冷静と情熱のあいだ』では、イタリア国内でのシーンにおいてイタリア語版のアニメがテレビに映っているシーンがあり、エンドクレジットにも記載されている。単行本は2008年現在、少なくとも22カ国・地域で19言語版が出版されており、代表作として高橋の作品では最も多く翻訳されている。また、ノルウェー語訳された初の日本漫画でもある(タイトルは”Ranma1/2”)。

なおエキサイト翻訳([1])において、「英→日」の状態で'Ranma'と入力して翻訳すると、'らんま1/2'となる。

ラブひな

『ラブひな』は、赤松健による少年漫画作品。またそれを原作にしたテレビアニメ、OVA。「週刊少年マガジン」(講談社)に1998年47号~2001年48号まで連載。アニメ版コミックス、バイリンガル版コミックス、小説、ゲームも発売され、多くの翻訳版も出版された。

EPILOGUE I・IIを含め、全123話(単行本では最終巻で115-116,118-119,120-121話の統合があり、全120話)。ファンブックに0、∞がある。

* 平成12年度(第45回)小学館漫画賞少年部門 ノミネート。
* 平成13年度(第25回)講談社漫画賞少年部門 受賞。

浦島景太郎は幼い頃に女の子と交わした約束を果たそうと、東京大学の入学を目指す19歳。しかし、彼は既に2浪の身。家を追い出され、祖母が経営する東京近郊の温泉旅館を頼るのだが、そこは彼の知る昔の姿とはまるで違っていた。唐突に「女子寮」の管理人となってしまった景太郎は、ドタバタに翻弄されながらも、東大入学、そして「約束」に近づこうと奮戦していく。

らき☆すた

『らき☆すた』(らきすた)とは美水かがみの4コマ漫画作品『らき☆すた』を原作としたテレビアニメ作品である。2007年4月から9月まで、チバテレビなどの独立UHF局を中心とした16局で放送された。また2008年8月29日にはOVAが発売される予定となっている。

本作のストーリー構成は、原作の内容を踏襲しながらアニメオリジナルのエピソードを盛り込んだ形となっている。原作が4コママンガのため、1分以内で終わるほどの短い話もあり、本編の息継ぎ的部分に配置されている。時系列も原作では高校1年生から開始しているのがアニメでは高校2年生からに変更され、時事ネタを扱った物についても放送当時の直近のものに修正されている。また本編Bパートとエンディングの間には同名のラジオ番組を元にしたミニコーナー『らっきー☆ちゃんねる』が挟まれる形をとっており、このコーナーではラジオ版及びコンプティーク誌上の情報コーナー版、さらに本作公式Webサイトと相互連動した企画も行われた。

アイキャッチではにゃもーがあくびをして「らきすた」と声が出る。

画面比16:9のワイドサイズで製作されているものの、ハイビジョン放送ではない。そのため、一部局の地上デジタル放送では超額縁放送となっている(アナログ放送はすべて16:9レターボックスサイズ)。

吉宗

吉宗(よしむね)とは大都技研が2003年6月に発売したパチスロ機、また、それをモチーフにしたアニメ作品である。業界初のシャッター付き液晶搭載機である。


名前の由来は徳川将軍・徳川吉宗から。ピーク時の設置台数は約26万台(2005年11月)と言われ、これはパチスロ機としては『北斗の拳』(約60万台)に次ぎ、当時歴代第2位の記録であった(その後、『北斗の拳SE』『押忍!番長』等に抜かれている)。また、大量獲得機の中では歴代最大の設置台数。

2004年12月にはプレイステーション2用のソフト『大都技研公式パチスロシミュレーター 吉宗』も発売されており、こちらも販売本数が50万本を超えるヒット作品となっている。2006年6月8日にはPSP(プレイステーション・ポータブル)用のソフト『大都技研公式パチスロシミュレーター 吉宗PORTABLE』が、2006年7月には『大都技研公式パチスロシミュレーター 吉宗』をバージョンアップさせた『大都技研プレミアムパチスロコレクション 吉宗』が発売されたほか、2007年4月26日には後継機の『押忍!番長』『秘宝伝』も収録されたニンテンドーDS用ソフト『大都技研公式パチスロシミュレーター 秘宝伝・押忍!番長・吉宗DS』(発売は株式会社パオン)も登場した。

また、ゲーム中で使用されている音楽を収録したサウンドトラックCD も3作品発売され、なかでも第1作の『ヨシムネサウンドトラック』は累計30万枚を売り上げ、パチスロ機のサウンドトラックとしては異例の大ヒットとなった。ビッグボーナス中に流れる曲(吉宗BIG 「大盤振舞じゃ!」、姫BIG「そこにあるかも知れない…」)が、パチスロ機のオリジナルソングであるにも関わらず通信カラオケ(DAMなど)に収録されたことも、過去に例のないことである。

2006年4月からは本パチスロ機を元にしたテレビアニメも製作・放送されている。これまでアニメ作品をパチスロ機にした事例、またはパチスロを題材にした漫画のアニメ化はあったが、パチスロ機そのものがアニメ作品になる事例は初のことである。ただ「パチスロ機で使用されている曲を一切使用できない」(版権の問題があったためとされる)、「声優がパチスロ機版とアニメで異なる」といった問題もあってか、アニメはパチスロ機ほどの支持を集めるには至らなかった。

検定切れのため、2006年7 - 8月までに順次ホールから撤去された(撤去期限は都道府県により異なる)。しかし依然として『吉宗』人気は根強く、大都技研では、爺を主役に据えた5号機『ジイサマーZ2』を2006年10月に都内で開催された「手軽に安く遊べるパチンコ・パチスロ展示会」において参考出品した(しかし『ジイサマー』は発売されないままである)。その後、2008年2月に後継機である『新・吉宗』が発売された。

幽☆遊☆白書

幽☆遊☆白書(ゆうゆうはくしょ)は、冨樫義博による少年漫画作品、及びそれを原作にしたテレビアニメと映画。ジャンルとしてはバトル漫画にあたる。1990年~1994年に週刊少年ジャンプ(集英社)にて連載された。コミックス全19巻、完全版全15巻。通称は幽白(ゆうはく)。

* 39回(平成5年度)小学館漫画賞受賞。
* 全175話。幅広い人気を集め、『DRAGON BALL』『SLAM DUNK』と共に、1990年代の『週刊少年ジャンプ』に於ける代表的な三大漫画の一つとして認知されている。又、2004年8月4日より毎月2巻ずつ、連載時のカラーページが再現された全15巻の完全版が発行された。カバーは冨樫義博本人の描き下ろし。初の公式ガイドブック『霊界紳士録』、未発表も含めたカラーイラストを余すことなく収録した『幽☆遊☆白書画集』も発売された。
* 海外でも『YU YU HAKUSHO』として、人気を誇っている。
* 当初はオカルトの要素を取り入れたコメディとしてスタートしたが、やがてジャンプ定番のバトル物に路線変更する。
* 魔界統一トーナメント編にて「幽助対黄泉戦」以降の戦闘シーンが全く描かれず、大幅に内容を省略してエピソードが終了。その後当初の設定であるオカルトコメディに戻り、数回の掲載を経て連載が終了。多くの読者を驚かせる結果となり話題となる[要出典]。
* 単行本の累計発行部数は4400万部を超える

人気絶頂の中、唐突にエピソードが短縮・連載終了するという不可解な流れがあった為、作者と出版社間に確執があったと噂された。連載終了に関しては、作者曰く理由は「兼ねてからの自身の持病悪化」と、「これ以上、出版社(集英社)に無理やり従って連載を続けても、同じことを、読者が飽きるまで繰り返すだけになる」為に「そうなる前に、半ば私のわがままで止めた。」と述べている。

遊☆戯☆王

『遊☆戯☆王』(ゆうぎおう)は、高橋和希の漫画『遊☆戯☆王』の、1998年4月4日~10月10日にテレビ朝日系(ただし福井放送は除く)で放映された最初のアニメ化作品。全27話。東映アニメーションが制作している。

1999年に劇場公開された映画作品についても本項で述べる。

後にテレビ東京系で制作された『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』以降の作品とは漫画版を原作にしている点では同じだが、両作品間でストーリー上の繋がりはない。また各キャラを担当する声優も異なり、デザインについても海馬瀬人の髪の色が緑であるなど違いがある。また「デュエルモンスターズ」は英語版が許諾を受け放映されているが、本作はそうなっていない。ファンの間では本作は「デュエルモンスターズ」と区別するため、「闇のゲーム編」あるいは数え方によって「第1作」「第0作」などと呼ばれる。

『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』がカードゲームメインの話であるのに対し、こちらは様々な手段による「闇のゲーム」がメインとなっており、ハイパーヨーヨーやデジモンなど当時流行していた商品のパロディとする話も存在した。また、緒方恵美を始めとするレギュラーキャラに限らず悪人含むゲストキャラにも中尾隆聖や大塚周夫などといった豪華声優を起用し当時の「声優ブーム」に対する配慮も行っていた。

劇中のカードバトルゲーム「マジック&ウィザーズ」が「デュエルモンスターズ」と改称されたのは本作からであるが、カード裏面のデザインは原作や商品版とは異なる(原作のマジック&ウィザーズの名残で、「MW」という絵柄だった)。

東映アニメがアニメ版『ドラゴンボール』等で盛んに行った、進展調整のためのオリジナルサイド展開等を多く行われており、中にはまったく違う話に変えられたものもある。同一時間帯に放送されていた『YAT安心!宇宙旅行』(NHK教育)や『ウルトラマンダイナ』(TBS系、ただし一部地域除く)などと競合したため視聴率が思うように延びず、半年で放送終了となった。

焼きたて!!ジャぱん

『焼きたて!! ジャぱん』(やきたてジャぱん)は、2001年から2007年まで週刊少年サンデーに連載された橋口たかしによる料理・グルメ漫画。第49回(平成15年度)小学館漫画賞少年向け部門を受賞。

もともとは5週限定の短期集中連載だったが、読者からの反響が大きかったため、正式連載となった。

読者は比較的年齢層が広く、ベーカリー関係の仕事(例:ベーカリーコンサルト)をしている人が購読していることも少なくない。 専門用語を解説しているので、パンを中心とした勉強になるのも特徴。 パンを試食した際のオーバーリアクションから「ミスター味っ子」を見た世代にも高い人気がある。 また、そのリアクションが人気アニメや漫画のパロディとなっているケースが多い。 連載当初は純粋な料理漫画だったが、終盤になるにつれてパンを食した際のリアクションによるギャグ要素が色濃くなっていった。

テレビアニメ化され、2004年10月12日から2006年3月14日まで毎週火曜日19:00~19:30にテレビ東京系で放送された。全69話。

番組スポンサーである山崎製パンが本作をテーマにした菓子パン(マヨネーズ焼きそば・米粉入りピザパンは惣菜パン)を製造し、全国のローソン(一部地域を除く)、デイリーヤマザキとジャスコで販売された。このパンの系統はジャぱんとパンタジアジャぱんに分かれており、前者はアニメに登場するパンをモチーフに、後者はアニメには登場しないパンで、和馬たちのいるパンタジアで販売している設定になっている。アニメ本編で「ジャパン○○号を作るんじゃ!」と言った後、それがどういうパンかまだ明かされていないにもかかわらず、その本編中に同じ○○号のパン商品のCMを流してネタバレをしてしまうという不手際も指摘されている。

2006年1月12日にはバンダイよりニンテンドーDS専用ソフト「焼きたて!! ジャぱん ゲーム1号パンタジックグランプリ」が発売された。1号と名乗っているが、それ以降ゲームは発売されていない。

アニメ版『焼きたて!! ジャぱん』は2006年3月14日をもって終了した。原作に追いついてしまったことがその理由と考えられるが、マイスター霧崎との勝負や「人格を変えるジャぱん」など最低限の要素はギリギリまで原作に合わせている。この時間枠の後継アニメは『銀魂』(『週刊少年ジャンプ』連載)となるが、2006年10月をもって火曜7時台のアニメ枠が消滅した。

海外では台湾電視台、香港無綫電視翡翠台、韓国TOONIVERSEで放送されている。特に韓国では、近年には珍しく登場人物や舞台の韓国化が行われ、一部視聴者から不評を買っている。

もやしもん

『もやしもん』は、2004年8月より青年漫画誌「イブニング」で連載中の石川雅之の漫画作品。菌・ウイルスと農業大学生活をテーマとしている。英語表記は「TALES OF AGRICULTURE」(農業物語)。2007年10月からフジテレビのノイタミナ枠にてテレビアニメが放送された。第12回手塚治虫文化賞マンガ大賞、第32回講談社漫画賞一般部門受賞作。


作者の説明によると「農大で菌とウイルスとすこしばかりの人間が右往左往する物語」である。

東京にあるとされる「某農業大学」(名前を伏せているわけではなく、これが正式名称)に入学した、「菌の存在」を知覚できるという不思議な能力をもつ主人公・沢木惣右衛門直保をめぐる学園ドラマである(第5巻収録の第49話冒頭において、「ミニマムな団体劇」とも表現されている)。沢木が知覚する「菌」の存在は、かわいらしくデフォルメされたキャラクターとして描かれている。作中で菌たちがたびたび発するセリフ「かもす(醸す)」(繁殖する(発酵、腐敗させる)ことを意味する言葉)は作品のシンボル的フレーズとなっている。

なお連載時のタイトルは、第1話が「農大物語」であり、第2話が「農大物語 もやしもん」、第3話は「農大物語改め もやしもん」、第4話は「新タイトル覚えてくれた? もやしもん」、今のロゴデザインになったのは、第5話「ロゴデザイン変えてみました。(農)もやしもん」からである(農は丸の中に稲穂と共に描かれている)。なお、単行本表紙のロゴデザインは統一されていない。

脚注は基本的に「菌」に関する記述は作者、それ以外は「担当さん(=担当編集者)」が担当している。単行本では脚注のほか、扉ページのアオリや毎回の登場人物紹介欄も雑誌掲載時と同様の形で収録すると言う珍しい形が取られている。

一人で描いているためか、休載や減ページが多い。又、単行本の新刊が発行される数ヶ月前にも、その編集および本編の修正/加筆作業のために休載する事が恒例になっている。

舞台となる「某農大」のモデルについて作者は、いくつかの共通点があること、担当編集者宅の近所にありしばしば取材に訪れていることなどから東京農業大学ではないかと読者から問い合わせがあるが、あくまで某農大は某農大であり、実在の農業大学とは関係ないと、本誌や漫画の欄外や読売新聞やCONTINUEの取材で語っている。(作者自身は大阪府立大学の農学部の近くに住んでいた)事実、某農大に存在する獣医学部は東京農大に存在しない。なお、テレビアニメ版には撮影協力として東京農工大学がクレジットされている。

Tシャツやぬいぐるみ、たっふぃんぐ、磁石等の商品が発売される。また「PARIS」Tシャツや「カリブの黄色いジュゴンちゃん」フィギアも発売される予定。

「某農業大学」に入学した主人公は、「菌やウイルスの存在」を知覚し、会話する事ができるという不思議な能力を持っていた。彼は、菌やウイルスに関する様々な騒動に巻き込まれていく。

めぞん一刻

「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)誌上において、創刊号である1980年11月号から1987年の19号にかけて連載。ビッグコミックスピリッツは創刊当初は月刊であったが、月2回刊からさらに週刊へと変わり、掲載の頻度は増えていった。

単行本は全15巻。2007年4月27日に新装版として発売される。1992年から1993年にかけて、A5判のワイド版としても発売され、1997年には文庫版が出ている。

1986年にはアニメ化、実写映画化され、1988年にはアニメ映画も作成されている。また、2007年5月12日にはテレビ朝日系列でテレビドラマが放映された。

「時計坂」という町にある「一刻館」という名の古いアパートの住民、五代裕作と、管理人としてやって来た若い未亡人音無響子を中心としたラブストーリー。1980年代のラブコメディー漫画の金字塔として名高い作品である。

人より苦労を背負い込んでしまう世渡り下手な青年・五代裕作と、生来の鈍感さと亡き夫への操ゆえの真面目さを合わせ持つ美人管理人・音無響子の織り成す恋愛模様が、常識はずれの面々が住むおんぼろアパート「一刻館」を舞台に、高橋独自のリズミカルでコミカルな展開で小気味良く描かれている。

メジャー

『メジャー』は週刊少年サンデーに連載中の満田拓也の漫画『MAJOR』を原作としたテレビアニメである。


各シリーズの本放送期間・本放送日時・話数などについては本項の基本データテンプレートを、再放送・総集編のデータについては放映リストの項より、それぞれのシリーズを参照のこと。

2004年からNHK教育テレビ土6時間帯にて第1シリーズ放送開始。本放送終了後すぐに再放送が開始され、再放送終了後には第2シリーズの本放送が開始された。以降のシリーズも基本的に約半年製作・放送が行われ、各シリーズの間に直前シリーズの再放送を行なう[1]という放送パターンを継承している。また、アニメ宝箱で第3シリーズが始まる前に放送された第2シリーズ総集編では斎藤隆が特別出演した。

第4シリーズから、諸事情によりアニメーション制作会社がスタジオ雲雀からシナジーSPに変わり、監督もカサヰケンイチから(第3シリーズでは総監督を担当)第3シリーズから参加している福島利規にバトンタッチした(この監督交代の流れは、同じ小学館雑誌連載・スタジオ雲雀制作で3年半のロングランとなった『わがまま☆フェアリー ミルモでポン!』と同じ)。

基本的には原作に沿っているが、原作からカットされた部分もあれば、原作にないオリジナルシーンやオリジナルの登場人物も追加するといったアレンジがなされているために、原作の重みとは違った主人公の軽さがみられる[2]。非常にハイテンポに物語が進む小気味良さが特徴とも言える。

放送開始時点で大量の原作ストックがあったことと、定期的に休止期間を挟む放送スタイルにより、連載中の漫画を原作としたアニメによく見られる「放送内容が原作に追いついてしまい、不自然に話を引き伸ばす現象」や「原作とアニメで異なるストーリーに分岐する現象」は回避されていた。しかし第4シリーズ以降では原作に追いついてしまう可能性が高く、事実第4シリーズでは、アニメオリジナルエピソードが多数製作されている。

名探偵コナン

名探偵コナン(めいたんていコナン)は、青山剛昌の漫画作品。「週刊少年サンデー」1994年5号より連載が開始され、2008年現在の週刊少年サンデー連載作品の中では最も長期の連載となっている。2001年、第46回(平成12年度)小学館漫画賞少年向け部門受賞。


謎の組織によって体を小さくされた高校生探偵が、数々の難解な事件を解決していくさまを描いた推理漫画。多くの登場人物の間に絡ませた恋愛描写もあり、幅広い年代に読まれている。1996年から放映が始まったテレビアニメも高い人気を保つ。

漫画・アニメ共に、世界各国で親しまれている。タイトルの英語表記は『Detective Conan』で、他の言語もそれに従うものだが、米国版のみ『Case Closed』というタイトルになっている。

青山の前作『YAIBA』の終了から4週間(前半2週間はスクウェア『ライブ・ア・ライブ』キャラクターデザインを挟んだため、実質2週間程度)の準備期間を経て、連載が始まった。

高校生にして日本屈指の名探偵・工藤新一は、幼馴染みの毛利蘭と遊園地へ遊びに行く。新一はそこで謎の組織の取引現場を目撃するが、組織のもう一人の仲間に気付かず殴り倒されてしまう。新一を殺すために組織の男が飲ませた毒薬は何故か新一を幼児化させてしまった。小さくなった新一は正体を隠しながら謎の組織を追うために、周りには新一の親戚、江戸川コナンだと名乗る。父親、毛利小五郎が探偵をやっている蘭の家へ居候し、謎に包まれた黒の組織を追うため、探偵として事件を解き続ける。

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