2008年6月17日火曜日

天使な小生意気

天使な小生意気(てんしなこなまいき)は週刊少年サンデー1999年25号から2003年36・37合併号まで連載されていた西森博之作の漫画作品。コミックス版全20巻。第46回(平成12年度)小学館漫画賞受賞。
キレのあるギャグと緻密なストーリー展開で読者を惹きつける手法は、西森博之の代表作となっている。2002年4月から、テレビ東京系列にてテレビアニメ化される。
また、テレビ放送は深夜番組ながらも好評だった為、DVD化(全50話、13巻)やゲーム化(PSソフト)された。ファンからの略称は主として「てんこな」。

原作完結後に主人公達のその後と正式な結末を描いた外伝2本が存在するが、単行本化されていない。

9歳の少年・天使恵(あまつか めぐみ)は、幼馴染の花華院美木(はなかいんみき)と遊んでいる最中、子供たちから虐められていた魔法使いの格好をした老人を助けたことから、お礼として魔本「天の恵」をもらう。そして、その本から現れた小悪魔から「ひとつだけどんな願いでも叶えてやる」と言われた恵は「男の中の男にしてくれ」と頼んでしまう。しかし、恵は「男の中の男」ではなく、「女の中の女」つまり超美少女にされてしまった。

それから約6年経ち、高校生になった恵と美木は魔本の手がかりを追って剣ヶ峰高校に入学。そこで、蘇我源造(そが げんぞう)や藤木一郎(ふじき いちろう)、安田太助(やすだ たすけ)、小林一文字(こばやしひともじ)ら個性豊かな仲間達と出会う。彼らとの学園生活をテンポのいいコメディタッチで描写しつつ、彼らの前に立ちはだかる様々な障害や事件にまっすぐに立ち向かう様子、そして恵や恵に魅了された男達「めぐ団」の男らしい活躍と個々の人間的な成長を描いてゆく。

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