2008年6月17日火曜日

MÄR

MÄR - Märchen Awakens Romance』(メル)は、安西信行による少年漫画作品および、それを原作としたアニメ作品。


2003年から『週刊少年サンデー』(小学館)で連載され2006年第31号で完結した。2006年9月に最終巻15巻を発刊。そして2006年39号より、続編「MÄRΩ(オメガ)」が連載開始。2007年11月現在、メルオメガは4巻まで発刊している。メルの公式ファンブック「アクトシルバー」も発売されている。タイトルは、ドイツ語のMärchen(メルヘン)にちなむ。しかし、北米での公式な読み方は「マール」。

2005年4月に『MÄR-メルヘヴン-』のタイトルでテレビ東京系列にてアニメ化、その後コナミデジタルエンタテインメントからテレビゲーム・トレーディングカードゲーム化された。

本作品の重要なアイテムであるÄRMは、安西の趣味であるシルバーアクセサリーを基に考案された。ちなみに原作・アニメ内では指輪やブレスレット、ネックレスなどの種類があるが商品では指輪に統一されている。

2006年に入ってから、サンデー連載中の作品としての単行本の売り上げが名探偵コナンに続く第2位まで上昇した。そのためサンデー編集部は連載を終わらせようとする安西を引きとめようとしたが、連載終了。そのため続編として連載開始した「MÄRΩ」はサンデーの発行部数やコミックスの売り上げの減少を防ぐための連載との見方もある。

アニメにおいては、テーマソングを全てのオープニング・一部のエンディングにおいてGARNET CROWが歌っている。特に、2006年の同アーティストのシングルCDリリースは「籟・来・也」「まぼろし」を除き、すべて同番組のタイアップ。理由として、GIZA studioのバックアップによることが挙げられる。

メルヘンの国に憧れていた普通の中学2年生虎水ギンタは、「門番ピエロ」と呼ばれるÄRMの力で異世界、メルヘヴンへ召喚された。この世界では、ÄRMという魔法のアクセサリーが存在し、それを使用することによって、使用者に力を与えることができる。メルヘヴンに来たギンタは「バッボ」という生きたÄRMと出会い、仲間たちと出会い、共に戦闘集団「チェスの兵隊(コマ)」に立ち向かう。

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