2008年6月17日火曜日

DEAR BOYS

『DEAR BOYS』(ディア ボーイズ)は、八神ひろきによるバスケットボール漫画。2007年第31回講談社漫画賞少年部門受賞。

「月刊少年マガジン」(講談社)において、1989年から連載中。単行本は、第1部全23巻、中学時代をつづった「THE EARLY DAYS」全1巻、第2部(DEAR BOYS ACT2)が28巻まで(2008年6月現在)刊行中。

2003年4月7日〜9月29日にかけてテレビ東京とAT-Xでアニメが全26話で放送された。

2007年冬にミュージカル化、12月20日〜29日に上演された。 2008年夏には続編の公演が予定されている。

本作品はバスケットボールを題材にしたスポーツ漫画であるが、同系統の作品にありがちな汗臭い要素を排除し、爽やかに描いている。 しかし外連味重視に走る事なく、各高校のバスケカラーが明確に描き分けられ、戦術やディフェンスシステムも細かく描かれている。

選手同士・選手とマネージャー等の関係にある男女の恋愛感情が、当事者達のバスケに関わる者としての成長を促す等、スポーツ漫画としては珍しく「恋愛」が重要な要素として描かれている事も特徴である。

まもなく連載開始から20周年を迎え、バスケットボールを主題とした漫画では史上最長連載を誇るが、作中での時間は1年も経過していない。そのため連載開始年の1989年を劇中の年数とすると、2008年連載時点でも劇中の年代は1990年となる。しかし、1990年には存在しない携帯電話(ワンセグTV付の携帯も描かれている)の登場や、試合のクォーター制の導入など連載時期に即した時代考証は取り入れている。

過去に起きた事件によってほとんどの部員が去り、4人しか残らなかったことでチームが組めず、休部状態になっていた瑞穂高校バスケットボール部。藤原たちが2年生の秋、元天童寺高校バスケットボール部キャプテン・哀川和彦の転入、突然の入部により、部員たちの心にくすぶっていた「全国制覇」の夢を目指していく。

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