2008年6月17日火曜日

だぁ!だぁ!だぁ!

『だぁ! だぁ! だぁ!』(UFO Baby)は、川村美香の漫画作品およびこれを原作としたテレビアニメ作品ならびにコンピュータゲーム作品である。


講談社の月刊漫画雑誌「なかよし」に1998年2月号から2002年3月号まで連載された。2000年3月から2002年3月にかけてNHKBS2の「衛星アニメ劇場」でアニメ化、同番組火曜日前半枠で1994年の『超くせになりそう』から続いた「なかよし」系作品の最終作となった(講談社系作品は本作の次の『十二国記』まで続く)。

原作が月刊誌連載であること、連載とアニメ放送がほぼ同時期に終了することなど制作上の制約から、原作とアニメでは話の展開や設定が多少異なっており、特にアニメ第2期では原作にないたくさんの宇宙人や宇宙の通販物品が登場し、よりギャグテイストが色濃くなっている。原作続編の『新☆だぁ!だぁ!だぁ!』が2002年5月号から2003年2月号まで同誌で連載されているが、アニメの展開では『新☆だぁ!だぁ!だぁ!』のストーリーにはつながらない。なお、ゲームはアニメの設定を元にしている。

光月未夢は中学2年生の女の子。両親が仕事でアメリカのNASAに行くことになり、母親の知り合いである平尾町の西遠寺家に一人預けられることになったが、西遠寺家とは西遠寺というお寺だった。しかも、その西遠寺の住職である西遠寺宝晶がインドに修行に行ってしまい、宝晶の息子で未夢と同い年の男の子西遠寺彷徨と2人きりで暮らすことになってしまった。そこに、地球から120億光年離れた『オット星』から、超能力を持ったオット星人の赤ちゃんルゥと、ベビーシッター兼ペットのワンニャーが小型UFOに乗って現れた。ルゥとワンニャーはオット星で時空のひずみに吸い込まれ、西遠寺まで飛ばされてきたのだった。未夢と彷徨は、UFOが壊れ自力でオット星に帰ることのできないルゥとワンニャーを、西遠寺でお世話することになった。こうして3人+1匹の生活が始まったのだった。

未夢と彷徨は、クラスメイトの天地ななみ・小西綾・花小町クリスティーヌ(クリス)・黒須三太・光ヶ丘望やクラス担任の水野先生、漫画家の山村みかん達に、ルゥが宇宙人であることを知られないようにするために四苦八苦する。しかし、ルゥは無邪気に超能力で物を持ち上げたりフワフワと空を飛んだりして、2人を慌てさせる。異常なまでに彷徨を好きなクリスに2人の仲を嫉妬され大騒ぎになったりと気苦労は絶えないが、未夢は持ち前の明るさと彷徨の優しさで、健気に楽しく過ごしていく。

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