2008年6月17日火曜日

聖闘士星矢

『聖闘士星矢』(セイントセイヤ、SAINT SEIYA)は、集英社の漫画雑誌『週刊少年ジャンプ (WJ)』に連載された、車田正美著の長編漫画、および同作を原作としたテレビアニメーション作品。単行本全28巻、完全版全22巻。

1985年12月(1986年1・2合併号)より週刊少年ジャンプ誌(WJ)で連載を開始。「聖衣(クロス)」と呼ばれる星座型の鎧やギリシャ神話をモチーフにした物語が人気を博し、『Dr.スランプ』、『北斗の拳』などに代表される1980年代の「ジャンプ」黄金時代の看板作品の一つであった。

車田の前作『男坂』が短命に終わったことから、次回作はメジャー路線と読者受けを意識し、プラモデルの要素を取り入れた「聖衣」が少年に、ギリシャ神話を題材にしたストーリーが少女に、それぞれ受けるだろうという発想から構想が練られた。その狙いは的中し、「聖闘士(セイント)」「小宇宙(コスモ)」といったネーミングとともに人気を獲得。また「聖衣」を再現したフィギュア玩具「聖闘士聖衣大系」も大ヒット商品となった。

テレビアニメ版も東映動画(現:東映アニメーション)制作で、テレビ朝日系にて毎週土曜日に放映。1986年10月11日から1989年4月1日までの長期にわたるシリーズになり、海外でも放映された。ゲーム化、舞台化、カセット文庫化もされている。

1989年4月にアニメ版放映が終了後も、原作では冥王ハーデス編が続けられたが、終盤は人気が低迷し、完結直前の1990年11月をもって、事実上の打ち切りとなる。その後WJ季刊増刊に最終話が掲載され、物語は一度完結した。WJ誌巻末目次のコメント欄で、Vジャンプ誌に新エピソードが掲載されると予告されたが、2008年現在でも実現していない。

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