宇宙戦艦ヤマト
『宇宙戦艦ヤマト』(うちゅうせんかんヤマト)は、1970年代に日本で作成されたテレビアニメーションおよび、劇場用アニメーション映画作品。もしくは、それらに登場する架空の宇宙戦艦の名称、および主題歌(作詞:阿久悠、作曲:宮川泰)のタイトル。
英語表記として使われるのは『Space Battleship Yamato』である。また、一時期は『Space Cruiser Yamato(宇宙巡洋艦ヤマト)』ともされた。アメリカでは、『Star Blazers』という題名でテレビ放映されたため、現在でも公式にはそう呼ばれている[1]。また、アメリカから再輸出された国々(オーストラリア、イタリアなど)でもそう呼ばれている。
第1作は1974年に讀賣テレビ放送・日本テレビ放送網で放映されたテレビアニメとして制作された。
本作品の設定は1970年代のアニメーション作品としては斬新であり、当初すぐには視聴者に受け入れられず、裏番組『アルプスの少女ハイジ』などの影響もあって視聴率が上がらなかったため、予定の回数を待たずに打ち切られた。しかし、近畿地方から始まり、のち全国的に実施された再放送で改めて注目され、人気が急上昇。再編集した劇場映画が公開される頃には社会現象とも言える大ブームとなっていた。その後の『銀河鉄道999』『機動戦士ガンダム』『新世紀エヴァンゲリオン』などのアニメブームの先駆けであり、映画・レコード・小説・漫画・ラジオドラマ・キャラクター商品など、多くの足跡を残した。また、後にビデオ・CD・LD・DVD・テレビゲームなどもリリースされている。
戦争としての戦闘や主人公の成長、人間ドラマなどが多く盛り込まれた連続SFドラマであり、一話完結的なエピソードはほとんどない。スペースオペラの代表例の一つである。
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