2008年6月17日火曜日

いぬかみっ!

『いぬかみっ!』は、電撃文庫から刊行された有沢まみずのライトノベル。また、これを原作とする漫画、アニメ作品である。

原作のイラストは若月神無。

文庫本は短編集という体裁を取っているが、基本的には書き下ろし作品が中心。文庫本第一巻は、2003年1月に発売されたが、シリーズ開始当初の数話分は、文庫発刊の前年(2002年)より雑誌刊行元のライトノベル雑誌「電撃hp」で連載されていたものである。なお、現在も同誌に不定期で数話単位の集中連載や読切が特集として掲載されることがある。2007年5月第十四巻で完結した。物語の舞台(年代)ははっきりしていないが(後述の電撃文庫のTipsによると、吉日市のモデルは盛岡市との事)、90年代以降にしか存在しないものがあることから、おそらく2000年代であると思われる。原作本においては、文法的誤りと思われる箇所も複数存在している。(“馬鹿にする”という意味で使用されたと思われる「鼻を鳴らす」や、誤字・脱字(例「白骨遊戯」、「白骨遊技」双方の使用…第9巻)など)

2005年から2008年にかけて、漫画版『いぬかみっ!』が「月刊電撃コミックガオ!」にて連載された。同誌で『ひなどりGIRL』を連載していた漫画家・松沢まりが漫画版の作画を担当した。

そして2006年4月より、テレビアニメシリーズ『いぬかみっ!』が放送開始。テレビ東京系列局6局にて放送された。また、このテレビアニメシリーズの放送開始に先駆け、登場キャラクターのイメージCDが製作・発売された。

2006年9月に電撃コミックスとして発売されたコミック『いぬかみっ!あんそろじ~』には、原作者である有沢まみずの著した外伝作小説「もしかしたらifの物語断片」が掲載されている。

2006年12月に、ニンテンドーDS対応のサウンドノベル「DS電撃文庫」版が発売されている。

2006年9月、電撃文庫ムービーフェスティバルの作品の1つとして劇場版アニメが製作されることが発表され、2007年4月に公開された。

2007年9月、番外編シリーズ「いぬかみっ!EX わん!」(続刊かどうかは同月現在不明)が発表された。挿絵担当は漫画版担当の松沢まり。

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