姫ちゃんのリボン
漫画は「りぼん」(集英社)に1990年8月号~1994年1月号まで連載。コミックス全10巻。文庫版全6巻。
小説の著者は山田隆司。集英社のコバルト文庫で発売された。全7巻。
テレビアニメとミュージカルは1992年10月2日~1993年12月24日の間、テレビ東京系列で毎週金曜日18:00~18:30に放映された(後述)。
風立市という街を舞台とする物語であるが、東京都国立市をモデルとしており、国立駅や国立の町並みの描写が見られる作品である。また、噴水のある公園は昭和記念公園がモデルとなっており、主に作品中に登場する噴水をはじめ、初期オープニングに登場するイチョウの並木道等がある。コアなファンのサークル等では、昭和記念公園で集会なども開催される。
全体的にハートウォーミング調の質感が漂い、学園ドラマ的要素も大きく、いかにも少女漫画というストーリー展開で『天使なんかじゃない』と並んでりぼんマスコットコミックスの決定版と称される。魔法少女ものの要素も取り入れていることから児童からの支持も大きい。脚本家の三谷幸喜が愛読している事でも知られる。
りぼん掲載時とコミックス版では、一部が改訂されているのも特徴の一つである[1](このことは、コミックスの原作者によるコラムも書かれている。)。また、コミックスとアニメでは中盤からストーリー展開が異なっており、コミックスの番外編として、3年後の姫子の姿(3年前の姫子が3年後へタイムスリップしてくる側の視点)なども描かれている。
また、アニメのBGMがワイドショーなどのBGMに使われることはよくあるが、 日本テレビの「ザ・ワイド」では姫子のテーマがオープニングとして毎日使われていた。
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