南国少年パプワくん
『南国少年パプワくん』(なんごくしょうねん - )は、柴田亜美による漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。
月刊少年ガンガン(エニックス(現スクウェア・エニックス)刊)において、1991年4月号から1995年6月号まで連載された。全56話、単行本は全7巻。また、続編として『PAPUWA』がある。
月刊少年ガンガンの創刊と同時に連載が開始され、柴田亜美の(プロとしての)本格デビュー作になった。テレビアニメ化もされ人気を博し、少年ガンガンから初のアニメ作品となった。
また、連載中を通して女性キャラクターがたった一人しか登場しないことも特徴(なお、性別が「メス」だと思われるキャラクターは数名(匹)いるが、女性キャラらしい人物は一人だけである)。
作者がある会社のイラストレーターとして働いていた当時、「ドラゴンクエスト4コママンガ劇場」で人気のあった作者に、ガンガン編集部から「新雑誌を創刊するから漫画を描いてみない?」と依頼が来る。これを、読み切り作品の依頼と作者が勝手に思い込み、読み切りのつもりで描いたのが、南国少年パプワくんの第一話目である。
この完成した原稿を編集部に持って言った際に、編集者に「じゃあ続きのネーム持って来て。」と言われ、作者はこれが連載作品の依頼であったことに初めて気付いたという。
その後、第二話目までは会社に勤めながら描いていたが、やはり仕事と漫画家の両立は難しく、作者は会社を辞めることとなる。その際に上司に「漫画失敗したらいつでも戻って来いよ。」という優しい言葉をかけてもらい、感動したらしい。
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