サムライチャンプルー
フジテレビと関西テレビの深夜枠で、2004年5月19日から9月23日まで(フジテレビの場合)放送された。全二十六話が制作されたが、地上波での放送はフジテレビの編成の都合上、第十七話で打ち切られた(関西テレビでの放送も、フジテレビ同様に第十七話まで)。BSフジでは一話~十七話を第一シーズン、十八話~二十六話を第二シーズンとして放送した(第二シーズンは土曜朝 10:30~11:00と深夜からの移動となったと共に金曜深夜にリピート放送もあった)。後にアニマックスでも放映された。DVDは各二話収録、全十三巻。
大人気だった『カウボーイビバップ』の渡辺信一郎監督が希望した新作は、意外なことに時代劇だった。そして出来上がった本作は、昨今の時代劇漫画・アニメと同様に時代考証とは無縁で、チャンプルーの名前通り、面白ければ何でもありだった。例えばデパートやモデルといったカタカナ英語や、現代風な言葉使い、ヒューマンビートボックスが登場するなど設定は一見無茶苦茶である。だがこのギャップが逆に面白く、雰囲気を壊すほどでもないため新鮮に感じられる。第一回の冒頭においては、このこと自体が監督から視聴者へ宣言されており、「ガタガタ言うな。黙って見やがれ」とのこと。
監督が愛好するヒップホップカルチャーがベースで、音楽は当然のこと、殺陣や演出方法にもその影響が見られる。
渡辺信一郎監督作品の例に漏れず、豪華な声優が毎回ゲスト出演する。また、何本も監督作品があるような著名スタッフが演出にゲスト参加しているのも特徴である
現代より遥か昔、侍も平民も太平の世を謳歌していた時代。天涯孤独の少女・フウは、向日葵の匂いのする侍の情報を求めて数多くのバイトをしていた。とある事がきっかけで知り合った2人の男性・ムゲンとジンを道連れに、フウは向日葵の匂いのする侍を見つける旅をする事を決意する。
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