2008年6月17日火曜日

名犬ラッシー

『名犬ラッシー』は、1996年1月14日から同年8月18日までフジテレビ系列の『世界名作劇場』枠で放映された、日本のテレビアニメシリーズ。

全26話(ただし、第26話は本放送時未放映)。平均視聴率は8.9%。原作は同名の小説『名犬ラッシー』。

しかし、プロ野球中継の代替番組という理由もあって視聴率が伸び悩んだため、1996年8月で放送は打ち切られ、『世界名作劇場』枠では唯一の打ち切り作品となった。以後、『世界名作劇場』枠は最後の作品となる『家なき子レミ』に引き継がれる。

本放送の最終話(第26話)は1996年8月25日に放送予定であったが、その日がプロ野球中継のために中止となり、最終回を9月1日に1週間ずらすこともなくストーリー上の最終話が放映されない事態に。翌週には、『家なき子レミ』の放送が開始された。このため、本来の放送日の8月25日から数日間ほど、フジテレビには苦情が殺到したと言われる。地上波再放送時には第26話は放映されている。

現在発売中のDVDには未放送となった最終話も収録されているため、普通に見ることができる。

原作ではジョンの元へ戻るべく脱走したラッシーの旅がメインだが、アニメでは上記の打ち切りの関係上、アニメオリジナル展開であるラッシーとジョンの生活が大半を占めてしまった。

第18話「大騒動! サーカスの象が逃げた」は、作品全体に亘り作画崩壊が目立ち、一部のファンの中で話題となっている。世界名作劇場で作画崩壊が起きるのは非常に珍しいことである。

1930年代の中頃。

イギリス・ヨークシャー州の小さな村、グリノール・ブリッジ村に住む9歳のジョンは、ある日村外れで1匹の仔犬を拾う。ジョンは仔犬を「ラッシー」と名付け、自分の家で飼うことにするが…。

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