2008年6月17日火曜日

ぽてまよ

『ぽてまよ』は、御形屋はるかによる漫画作品と、それを原作にしたJ.C.STAFF制作の日本のアニメ作品、およびその劇中に登場する主人公の名。月刊4コマ漫画雑誌「もえよん」のち月刊漫画雑誌「コミックハイ!」(ともに双葉社発行)にて連載のストーリー4コマギャグ漫画である。

見た目は“猫耳の幼女”だが実は謎の生き物「ぽてまよ」と、その「保護者」森山素直の周りで巻き起こるできごとを描くなごみ系4コマ漫画で、創刊号以来「もえよんの看板漫画」として人気を博した。また、2005年1月号から休刊となる8月号まで、しばしば「もえよん」の表紙や巻頭カラーを飾った。2005年7月9日発売の8月号をもって掲載誌「もえよん」は休刊したものの、本作は同社の雑誌「コミックハイ!」に移籍して連載されている。2007年7月から9月までテレビアニメ化された。

ある日、森山素直が学校に連れて来た不思議な女の子「ぽてまよ」。言葉はほとんど話せないが、そのかわいさで一躍クラスの人気者に。しかし、人の心が読めるぽてまよは、密かに素直に憧れているクラスメート・夏みかんには気を許さない。

そんなある日、ぽてまよと同じく不思議な女の子が現れる。巨大な鎌を持ち、無言で何でもぶった斬る恐い子だが、素直たちのクラスメート・高見盛京の作る「ぐちゅ玉」になついてしまったことから「ぐちゅ子」と名付けられる。

この物語は、そんな「ぽてまよ」と「ぐちゅ子」、そして素直たちとクラスメートとの日常を描く、ほのぼのギャグ漫画である。

なお、素直とその同級生たちは登場時中学2年であったが、実際の年度が進むとともに中学3年に進級している。

制服の変更について

掲載誌の変更に伴い、「もえよん」最終号で本作の「新制服デザイン」が公募された。このとき多数の応募者から2名のデザインが採用され、従来「角襟シャツにベスト・蝶ネクタイ・ハーフパンツ(女子はミニスカート)、冬期はブレザーとコート」というデザインから、「白襟セーラー服にデザイン入りのスカーフ・クラップドパンツ(女子は膝丈スカート)(但し、以上は冬期)」というデザインに変更されている。上着が男女共通である点や、青を基調とする配色は変更なし。

これは劇中でも「新しい冬服」と紹介され、学校指定により変更されたという設定である模様。

なお、アニメ版では最初から変更後のデザインである。

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