2008年6月17日火曜日

ベルサイユのばら

『ベルサイユのばら』は池田理代子の漫画作品。通称「ベルばら」。フランス革命前から革命前期を舞台に、近衛将校である男装の麗人オスカルとフランス王妃マリー・アントワネットらの人生を描く、史実を基にしたフィクション作品。ベルサイユとはヴェルサイユ宮殿のこと。


『ベルサイユのばら』は、1972年21号から1973年まで「週刊マーガレット」(集英社)に連載された漫画である。フランス・ブルボン朝後期、ルイ15世末期からフランス革命でのアントワネット処刑までを描いている。前半はオスカルとアントワネットの二人を中心に描き、中盤以降はオスカルを主人公として、フランス革命に至る悲劇を描いた。2005年から2006年にかけて完全版コミックスが刊行された。

宝塚歌劇団による舞台化の大成功が作品のヒットに拍車をかけ、テレビアニメ『ベルサイユのばら』、劇場版アニメなどが製作されて一種の社会現象となった。テレビアニメはフランスでも放映されたことがあり、その出来にフランス製のアニメと思われていたらしい[要出典]。また、新しい劇場版アニメの製作も行われているとされる[要出典]。

オーストリアの作家・シュテファン・ツヴァイクの小説『マリー・アントワネット』に感銘を受け、同小説を参考にして描いた作品とし[1]、作中で描かれたオスカルのフランス衛兵隊ベルサイユ常駐部隊長時代の軍服は、フランス革命期のものではなく、より豪華絢爛なナポレオン帝政期のものを基にしたとそれぞれ池田は述べている。

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