2008年6月17日火曜日

地獄少女

『地獄少女』(じごくしょうじょ)は、2005年から2006年にかけて放送されたミステリーホラーテレビアニメ。また、それを原作にした永遠幸の漫画、テレビドラマ、小説、コンピュータゲーム。

本稿では特に断り無き場合、文中の“第一期”はアニメ『地獄少女』、“第二期”はアニメ『地獄少女 二籠』、“実写版”はドラマ版『地獄少女』を指す。

# アニメ第一・二期共に全26話。
# アニメ第一・二期の幹事局は、どちらも近畿圏広域放送局である毎日放送(MBS)だが、関東圏では東京都域独立UHF局のTOKYO MXで放映されたため、UHFアニメと定義されることが多い。
# 地上波以外ではキッズステーションとアニマックスで放映。この他、インターネットによる動画配信も行なわれている。
# 2006年10月7日から翌2007年4月にかけてアニメ第二期『地獄少女 二籠』( - ふたこもり)が放映された。ネット局には第一期の各局に加え、中京圏広域放送局の中部日本放送(CBC)が加わっている。詳細は地獄少女 二籠を参照。
# 本放送終了後もアニマックスでは度々リピート放送されている。TOKYO MXでもプロデューサーが第一期から選んだ13エピソードを『地獄少女セレクション』と題し、2007年7月28日から同年10月20日まで放送した。(放送したエピソードについては別項を参照)
# 2006年11月4日から2007年1月27日まで、実写ドラマ版『地獄少女』が日本テレビと静岡第一テレビで放送された。


最近世の中に、ある都市伝説めいた噂が流れていた。「午前零時にだけアクセス出来るホームページ『地獄通信』に憎い相手の名前を書き込み、送信ボタンをクリックすると、地獄に墜とせる」 。 しかし、それは噂ではなく真実だった。

怨みを持った者が『地獄通信』に書き込むと、その瞬間、セーラー服を着た長い黒髪の赤い瞳の少女が現れる。 その少女こそが「地獄少女」またの名を「閻魔あい」なのだ。彼女は依頼主に契約の証である藁人形を渡し、“地獄流し”へ至る方法 ―― 人形の首にかかる赤い糸を解けば契約は成立し、憎い相手は地獄へと流される[1]
―― を語る。但し、あいは“その代償として自分自身も死後は地獄で永遠に苦しむことになる”とも言うのだ。果たして、依頼主はその糸を解き、怨みを晴らすのか、それとも思い直して踏み留まるのか?

地獄少女は全てを見通すかの様な涼やかな瞳を相手に向け、ただ一言告げる。「あとは、あなたが決める事よ」と。

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